広報なかがわ No.112 page 2/22

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新年のごあいさつ新年のごあいさつ新年のごあいさつ2広報なかがわ平成27年月10日1新年明けましておめでとうございます。町民の皆様には、ご家族おそろいで健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。さて、昨....

新年のごあいさつ新年のごあいさつ新年のごあいさつ2広報なかがわ平成27年月10日1新年明けましておめでとうございます。町民の皆様には、ご家族おそろいで健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。さて、昨年の出来事を振り返ってみますと、「富岡製糸場」が世界文化遺産に登録されたことやテニスの全米オープン男子シングルスで「錦織圭」選手が準優勝したことなどの明るい話題がありました。一方、国内各地で自然災害に見舞われ、多くの方が犠牲となりました。あらためて自然の猛威を知らされたところです。当町においては、急激な少子化が進む中、より良い学校那珂川町長福島泰夫教育や小中学校のあり方を検討してまいりました結果、小川南小学校と薬利小学校が小川小学校へ統合され、それぞれの歴史に幕を閉じました。また、念願の国道２９３号馬頭バイパスが全線開通しました。幅員の狭あい部の解消や歩道の整備により、安全で円滑な交通が確保され、スムーズな物流により地域振興につながると思います。循環型社会の取り組みでは、間伐残材等を木質バイオマス事業者が引き取り、地元商店で利用できる地域通貨券を発行して地域活性化を目指す「木の駅プロジェクト」が町内全域にエリアを広げ事業を展開しています。さらに、地域資源活性化研究会は、木質ボイラーの余熱を利用してマンゴーの栽培やウナギの養殖に成功しました。これらの取り組みは、「町の進める循環型社会の実現」をリードするもので、温泉トラフグやホンモロコに続く新たな地域資源として期待しています。スポーツの分野では、スポーツ少年団「馬頭ウィング」が関東小学生男女選抜ソフトボール大会で優勝したほか、小川中学校野球部の関東大会出場、卓球男子の県新人大会優勝、全国中学生レスリング選手権三位入賞など、各種大会で活躍しました。また、「ねんりんピック栃木２０１４」では、当町から３名の方が選手として参加され、水泳の荒牧選手は背泳ぎの２種目で優勝されました。このように、那珂川町は豊富な地域資源や人材に恵まれております。私は、「働く喜びを実感できる町に」、「我が子の笑顔あふれる成長が実感できる町に」、「年老いても安心で、充実した生活が実感できる町に」の３本の柱を政策の中心に据え、町政発展のため、努力してまいります。今年は、那珂川町が誕生し、周年の節目の年であります。10新町誕生からの年の歩みを10振り返り、更なる躍進に向けた新たな出発点にふさわしい記念事業を実施します。また、平成年度からの第２次那珂28川町総合振興計画策定の年でもあります。「那珂川町をもっと明るく元気な町に」するため、豊かな自然環境の保全や資源を大切にした生活スタイルへの転換と新エネルギー利用を推進し、「循環型社会を目指す町」の実現に向けた施策を展開します。新春を迎え新たな夢の実現に向けて、町民との信頼関係を構築しながらともに歩んでまいります。年のはじめにあたり、皆様のご多幸とご健勝を心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。