ブックタイトル広報なかがわ No.129

概要

広報なかがわ No.129

地域おこし協力隊小鮒千文なかがわ薬膳日記食べる地域おこしVol.7五月晴れと新緑の爽やかな季節が過ぎ、梅が実る梅雨がやってきました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。この時期は気温が上がり、消化器系の働きも活発になりますが、蒸し暑い日が続くと冷たいもの生ものなど、水分を多くとるため、東洋医学でひいいう脾胃（消化器系）に負担がかかりやすいといわれています。また脾は湿を嫌う性質があり、脾の働きが弱くなると体内の水分代謝も低下、食欲不振や胃もたれ、疲れやすい、無気力などの症状があらわれることがあるそうです。雨が大地を潤し万物を生長させ変化させるように、私たちの体も養い成長させることが必要。梅雨の養生ポイントは、体内に余分な水分が溜まり不調につながらないよう、脾胃にやさしい食生活をすることです。長雨は心も体も家の中もジメジメしがちですが、晴れ間が見えたら太陽と風を家のなかに呼び込んでリフレッシュ、蛍舞う季節を楽しみましょう。【養生ポイント】・冷たいもの生ものや水分の取り過ぎに注意する・常温でこまめに水分補給・旬の食材を腹八分目、よく噛んで食べる【梅雨におすすめのお茶『はとむぎ茶』】しそミントや紫蘇を加えると香りの効果で気の巡りがよくなる【梅雨の那珂川町産おすすめ食材】みょうがはっか茗荷、紫蘇、薄荷、ミント、うど、セロリ、豆腐、じゃがいも、いんげん、キャベツ、そら豆、人参、とうもろこし晦灰灰保健師コラム灰親になること1灰灰妊娠・出産を経て、はじめて赤ちゃんをその胸に抱灰かれたお母さん、毎日をどう過ごされていますか。灰日に何回も授乳をして、おむつを替えて、泣くのを灰あやし、合間に家事をして、夜中には眠り続けるお父灰さんの隣で一人授乳に何度も起こされる――。人に灰よって違いはありますが、子育てにはとても手がかか灰灰ります。それでも、いずれ自分に返ってくるのが子育灰て。ゆっくり焦らず、親になっていきましょう。灰灰●生まれたての赤ちゃんは不安でいっぱい灰赤ちゃんにとって、妊娠中のお母さんのお腹の中は灰とても快適です。温かい羊水に包まれ、へその緒から灰栄養をもらい、守られて大きくなっていきます。出産灰はお母さんにとっても命がけの大仕事ですが、生まれ灰てきた赤ちゃんにとっても大変な出来事です。温かい灰灰羊水はなくなり、空腹を覚え、体は思うように動かな灰い、そんな状況で赤ちゃんが覚えるのは、「不安」です。灰寒い、お腹がすいた、動きたい、そんな要求は泣き灰声になって赤ちゃんから発せられます。その泣き声に灰応えてあげることが、赤ちゃんの健やかな成長には大灰切だといわれています。灰お腹がすいたらおっぱいやミルクをあげ、寒くない灰ように服を着せ、動けないなら抱いてあやす。そうし灰灰て赤ちゃんの不安を和らげることで、赤ちゃんは「自灰分はここにいてもいいんだ」「自分は大切にされてい灰る」と思うことができます。これは赤ちゃんの人格形灰成の基礎になり、将来人と関係を築く上でとても大切灰な「自己肯定感」へと繋がります。界11広報なかがわ平成28年6月10日械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械海●「抱き癖」がつくから抱かないはNG灰灰泣くからと抱いてあげると抱き癖がついて、余計に灰泣くようになる――。そんな話を耳にすることがあり灰ますが、本当に大切なのは、泣いても泣かなくてもよ灰く抱いてあげる、肌と肌との触れ合いです。乳児期に灰関わってもらった子どもは安心感が育ち、自分から灰チャレンジをする子どもになっていきます。抱いても灰らった安心感はその子の心の毛布になり、大きくなっ灰灰て困難なことに立ち向かう時に、自分を守るエネルギーになるのです。灰灰灰●赤ちゃんとの関わり方灰赤ちゃんはお母さんが大好きで、お母さんの状態に灰とても敏感です。お母さんがよく笑っていれば赤ちゃ灰んもよく笑い、お母さんが悲しければ赤ちゃんも悲し灰みます。お母さんが話しかけてあげれば、自分から灰「うー」「あー」など声を上げるようになります。難し灰灰く考えずに、赤ちゃんを抱っこしてみましょう。じっ灰と見返す瞳に笑いかけて、「あなたのママよ」と教えて灰あげてください。そこから親子関係は始まります。灰辛い時には周りに助けを求めることも、子育てには灰大切です。笑えていないな、と思ったら、頑張りすぎ灰のサイン。周りに相談する勇気を持つことも、お母さ灰んには必要です。灰灰灰灰灰灰相談・問い合わせ灰子育て支援課灰緯0287-92-1115灰械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械械皆