ブックタイトル広報なかがわ No.129

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概要

広報なかがわ No.129

時代は江戸から明治へ改称し、首都の名称も江戸が東京へ変わりました。江戸幕府が崩壊すると共に鎖国政策も第129回なくなり西欧から多くの文明や文化が流入し始めました。東京湾には交易を求める巨大な外国船が多くなり、様々な輸入品が入ってきました。イギリス、フランス、イタリアは横浜(現港の見える丘公園)に海兵隊を駐留させ、いつでも東京まで攻める勢いでした。東京の街並みも大きく変わり木かご造の橋や家並みは石造りに変わり、交通手段も駕籠企画展「江戸の面影と浮世絵展」「武蔵百景之内鉄砲洲高橋佃島遠景」小林清親画から人力車にかわり、すぐに鉄道馬車へ、さらに陸蒸気と目まぐるしく変化しました。当然男性の髪型の男性の後ろ姿、その前には人力車、水兵の姿が見は散髪、廃刀令により市井の人は帯刀を禁じられ衣えます。橋の先には一本マストの弁財船が佃島に停服も和服から洋装化しました。中でも江戸の人たち泊しています。が嘆いたのは急速に変わる江戸の景観の変化でした。馬頭広重美術館館長市川信也西洋の建物が多くなり、和風の日本家屋が少なくな【会期】り、江戸の文化が急速に衰退していきました。この度の展覧会は、僅か数年で崩壊した江戸の文化と西欧化しはじめた明治期の文化を紹介します。てっぽうずたかはしつくだじまえんけい企画展「江戸の面影と浮世絵展」6月26日(日)まで企画展「月百姿展?大蘇芳年とその時代?」図は、「武蔵百景之内鉄砲洲高橋佃島遠景」です。この作品は100図作成される予定でしたが現在34図確認されています。作品は明治17年から18年にかけて出版されましたが、歌川広重が幕末に描いた「名所江戸百景」の延長線上にある作品として描いています。内容は懐かしい江戸の風景です。この橋は八丁堀と新川を結び亀島川に架かっていました。舟の往来の多かった川で橋台を高くしていました。その為に名称も「高橋」と付けられました。明治15前期:7月2日(土)~7月31日(日)後期:8月5日(金)~9月11日(日)【ミュージアムトーク(展示解説)】7月2日(土)午後1時30分~当館館長【開館時間】午前9時30分より午後5時まで(但し入館は午後4時30分まで)【休館日】月曜日、祝日の翌日【入館料】大人500円(450円)高・大学生300円(270円)年10月に竣工した鉄製の橋でホイル・トラス工法で※()は20名以上の団体料金。設計されました。橋上にはどてらを着て、鉢巻きをしたざんばら髪※中学生以下は無料。※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添い1名は半額※6月15日(水)県民の日は無料開放平成27年度那珂川町観光写真コンテスト受賞作品優秀賞「職人の技」撮影者:野川健一さん(宇都宮市)撮影地:髙瀨観光やな今は数少ない作業となっていることと思います。ぜひ残してほしい、見事な技に乾杯です。(野川さん)No.129平成28年6月10日号●編集/企画財政課?0287-92-1114 Fax0287-92-1316●発行/那珂川町役場/栃木県那須郡那珂川町馬頭409 URL http://www.town.tochigi-nakagawa.lg.jp22