ブックタイトル広報なかがわ No.130

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概要

広報なかがわ No.130

3広報なかがわ平成28年月10日7「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をいいます。屋外だけでなく、室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。暑さを避ける●室内では…・扇風機やエアコンで温度を調節する・遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用する・室温をこまめに確認する●外出時には…・日傘や帽子の着用・日陰の利用、こまめな休憩・天気のよい日は、日中の外出を出来るだけ控える●からだの蓄熱を避けるために・通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす熱中症予防のためにこまめに水分を補給する室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、経口補水液※などを補給する※水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの熱中症の症状●めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い●頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違う重症になると●返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い熱中症が疑われる人を見かけたら涼しい場所へエアコンの効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させるからだを冷やす衣服をゆるめ、からだを冷やす(特に、首回り、脇の下、足の付け根など)水分補給水分・塩分・経口補水液などを補給する自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう!【注意しましょう】暑さの感じ方は、人によって異なりますその日の体調や暑さに対する慣れなどが影響します。体調の変化に気をつけましょう。高齢者や子どもは特に注意が必要です・熱中症患者のおよそ半数は歳以上の高齢者です。65高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対するからだの調節機能も低下しているので、注意が必要です。・子どもは体温の調節能力がまだ十分に発達していないので、気を配る必要があります。・のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分補給しましょう。暑さを感じていなくても室温や外気温を測定し、扇風機やエアコンを使って温度調節するよう心がけましょう。節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないようご注意ください気温や湿度の高い日には、無理な節電はせず、適度に扇風機やエアコンを使いましょう。