ブックタイトル広報なかがわ No.148

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概要

広報なかがわ No.148

新年あけましておめでとうございます。町民の皆様には、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、常日頃より町議会に対し、温かいご支援とご理解を賜り、厚くお礼申し上げます。年頭にあたり昨年を振り返ってみますと、関東地方においては、夏場の記録的な長雨による日照不足と低温により農作物の収穫に影響が出ました。このことが年末の野菜の高騰という状況を招きました。全国的にも、九州北部の記録的な豪雨など、自然の脅威を感じた一年でありました。町においては、9月に新庁舎が完成し、10月から新しい庁舎での業務を開始しました。町議会も補欠選挙での新議員を迎え、心新たに新議場で議論を展開することとなりました。また、当町出身のプロ野球選手の活躍は、町民の皆様に大きな活力を与え、この町の未来を担う子ども達に夢と希望をもたらしてくれました。さて、町では、急速に減少し続ける人口の将来推計を「人口ビジョン」で分析するとともに、目指すべき将来展望を掲げ、その対応施策として「那珂川町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を平成28年に策定しました。今年は、この中の具体的施策として、子育て支援住宅の整備や移住・定住の推進事業が具現化してくるものと思われます。人口の変動が地域に与える影響として、教育や社会保障が挙げられます。人口ビジョンでは、20年後の小・中学生の人数は現在の半数に、更に40年後には4分の1に減少すると試算しています。町議会といたしましては、各種施策が適正に、しかも効率的に実行されているかを注視しながら、適宜、提言を行うなど、那珂川町の活力あるまちづくりの推進に努めてまいりたいと考えています。本年3月には、馬頭西小学校が閉校となります。38名の全児童の皆さんには、昨年12月に開催いたしました新議場における初めての定例会において、記念となる合奏と校歌の合唱を披露していただきました。おかげをもちまして、素晴らしい新議場記念セレモニーとなりました。将来、町のリーダーとして、あるいは町の皆さんが誇れるような活躍をされることを期待しているところであります。町議会も、今年の議員選挙から定数が13名となりますが、町民の代表として、町の振興発展の一端を担えるよう、そして町民の付託に応えられるよう、更に努力してまいりたいと考えています。なお一層ご支援、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。新しい年が町民の皆様にとりまして、幸多き一年でありますようご祈念申し上げまして、年頭のごあいさつといたします。那珂川町議会議長塚田秀知2018年迎平成30年新議場3広報なかがわ平成30年1月10日