ブックタイトル広報なかがわ No.144

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広報なかがわ No.144

地域おこし協力隊小鮒千文なかがわ薬膳日記食べる地域おこしVol.22秋は立秋から立冬までの3か月間のことをさし、9月は台風が通りすぎる度に気温が下がり乾燥していく秋のはじまりの時期。今年の夏は、梅雨明けの途端に長雨が続き心身ともにスッキリしないまま9月になってしまったという方も多いのではないでしょうか。こんな時こそ薬膳的な養生を活用、自然の変化に心身を合わせ快適に過ごしましょう。ポイントは基本の養生にあるように旬の地産食材を中心に食事をすること。地場食材の中でもこの時期に必要な栄養素をたくさん含んでいる露地野菜がおすすめ、薬膳的にも理にかなった一番の健康法です。日々の食卓に旬の恵みをとり入れて爽やかな秋を迎えましょう。【基本の養生】・早寝早起き腹八分目・よく動き、よく眠る・食卓は旬の恵みを主役に【9月の養生ポイント】・夏のバテはゆったり休んで解消・体を冷やす食べ物は控えめに・外出や就寝時の体温調節しやすい肌かけなどを一枚常備【おすすめメニュー】・もち米入りキノコご飯・マコモタケのきんぴら・梨のゼリー【おすすめ那珂川町産食材】きくらげ、きのこ類、マコモタケ、胡麻、柿、梨、豆腐、豆乳、卵、旬の露地野菜9月の旬食材の一例(マコモタケ・ミニ大根・パッションフルーツ)保健師コラム食べることや会話をすることの楽しさに、口の健康はかかせません。しっかり噛めて、食事をおいしく食べられるのは、とても楽しいことです。会話を楽しみ、声を出して笑うと心身ともに爽快になれます。しかし、口の健康が保たれていないと、食べる楽しみももてなかったり、人との交流が減ってしまったり、栄養不足になったりして、元気に活動することができなくなります。今回のコラムでは、いつまでも食事をおいしく食べられるように、口の健康を保つ方法をご紹介します。●こんな人は要注意です!・虫歯や歯周病がある、または入れ歯が合わず悩んでいる人・柔らかい物を好み、硬い物を食べなくなっている人・歯の汚れや口臭が気になって、人と話したがらない人~口の健康を保ちましょう~せのバランスにも影響します。早めに歯科医に相談しましょう。4歯医者で定期検診をしましょう自分の口の中の状態を歯医者に定期的に診てもらうことも大切です。虫歯や歯周病の早期発見にもつながりますし、それだけ治療も早く簡単になります。●口の体操・口を閉じたまま、ほおをふくらませたり、すぼめたりしましょう。・口を大きく開けて、舌を出したり引っ込めたりしましょう。・舌を出して上下、左右に動かしてみましょう。・口を閉じ、唇やほおを舌で押し出すように口の中で舌を上下左右に動かしてみましょう。●口の健康を保つ方法1よく噛んで食べましょうよく噛むことは、噛む力そのものを高めます。柔らかい物ばかりに偏らず、何でもよく噛んで食べましょう。また、噛む力や飲み込む力が低下している場合は、食べ物を柔らかくしたり細かくしたり工夫しましょう。2毎食後に歯磨きをしましょう歯ブラシは小さめで柔らかい物を使いましょう。フッ素入りの歯磨き剤を利用すれば、むし歯の発生・進行を予防できます。入れ歯の場合は、入れ歯洗浄剤などを使うとブラシではとりにくい汚れも落ちます。3歯が抜けた部分は歯医者に相談しましょう歯が抜けてしまうと、噛めないだけでなく?み合わよく噛んで食べることは、脳を刺激して認知症の予防になり、口の手入れは、歯の病気や口臭を防ぎます。さらに舌やほおなどの筋肉を鍛えると、飲み込む力を高め、食べ物を飲み込むことで起こる肺炎(誤嚥性肺炎)も防げます。毎日の口の手入れと、よく噛んで食べることを習慣にしましょう。問い合わせ地域包括支援センター?0287-92-216115広報なかがわ平成29年9月10日