ブックタイトル広報なかがわ No.147

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概要

広報なかがわ No.147

このたび、任期満了に伴いまして、二期目の町政運営を担わせていただくこととなりました。日を増すごとに、無投票であったこと、二期目に入った責任の重さを全身で感じているところです。私は、4年前に町長に就任して以来、那珂川町を「もっと明るくもっと元気にしたい」という思いで、基本政策に、町民が「働く喜びを実感できる町に」、「わが子の笑顔あふれる成長が実感できる町に」、「年老いても安心で充実した生活が実感できる町に」の三つの目標を掲げ、町政にあたってまいりました。また、昨年度策定した「第2次那珂川町総合振興計画」を町政運営の指針として他の計画とも連動させながら、各種施策を推進・実行してきたところであり、これを継続しながら、新しい事業にも取り組んでまいります。まず、一つ目は、「地域の力を育み生かすための支援」です。地域が行う見守りや生活支援の取り組み、地域を活性化する「やる気・本気」を積極的に支援します。創立された「創生なかがわ株式会社」の活動にも積極的に支援してまいります。二つ目は、「効率的な行財政基盤の確立」です。現在まで進めてきた行財政改革を引き続き推進し、身の丈に合った行政運営を確立したいと考えております。地域や企業、町民のみなさまのご理解ご協力を頂きながら、官民協働のまちづくりを推進します。三つ目は、「都市基盤と生産基盤の整備」です。町内におけるバランスのとれた土地利用とインフラ整備促進を図ります。震災により落橋した新那珂橋に替わる新橋の架橋をはじめ、地域間連絡道路の整備等を進めます。さらに、地域資源を最大限に活用した事業の展開や、6次産業化の支援と農工商バランスの取れた連携を推進します。四つ目は、「生活環境の保全と基盤整備」です。地域振興策として、「那珂川町環境基本計画後期計画」に基づき、環境への負荷軽減や焼却ゴミの削減に向けた資源ごみの有価値化などに取り組み、循環型社会の構築を目指します。さらに、移住、定住による人口増を図るため、「田舎暮らし体験ハウス」を効果的に活用していきます。五つ目は、「社会保障基盤の充実」です。若者が働きやすい、子育てに優しい環境づくりを目指し、高齢者や障がいをお持ちの方が暮らしやすいよう、福祉施策の充実にも積極的に取り組みます。出生前から育児まで幅広い支援ができるよう各種施策を展開し、若い世代の定住や移住を促進するための子育て支援住宅整備事業にも本格的に着手します。また、高齢者の方や障がいをお持ちの方が、住み慣れた地域で心身ともに健康で安心した生活が送れるよう、介護、医療、福祉の充実を図ってまいります。六つ目は、「教育基盤の整備」です。子どもたちが安心して学べる教育環境づくりを進めるとともに、児童生徒の通学の安全確保を図ります。町の将来を背負っていく大切な子どもたちをしっかりと町全体で慈しみ育んでいくため、充実した地域全体での見守りや支援が行える仕組みづくりを構築してまいります。さらに、地元高校存続についても、引き続き支援をしていきます。厳しい地方行財政運営の中ではありますが、「住んでいて良かった、那珂川町に来て良かった」と、思っていただける魅力あるまちづくりを目指し、町民、団体、企業のみなさまとともに、職員と一丸となって全力で町政運営を進めてまいりたいと考えておりますので、町民のみなさまのさらなるご理解ご協力をお願いし、二期目就任にあたってのあいさつといたします。福島泰夫氏二期目の町政運営をスタート二期目の町政運営にあたって(11月6日二期目初登庁)2広報なかがわ平成29年12月10日