ブックタイトル広報なかがわ No.147

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概要

広報なかがわ No.147

近年、国民健康保険の医療費が年々増加しています。医療費が増え続けると、医療費を補うために国民健康保険税の引き上げも考えられます。医療費増加の原因には、『はしご受診』や『時間外診療』など、医療機関の受診の仕方が大きく関わっています。誰もが安心して医療を受けられるよう、医療費の適正化にご協力をお願いします。『はしご受診』はやめましょう同じ病気で複数の医療機関にかかると、その度に初診料や検査費用がかかり、医療費増加の原因になります。また、検査や薬の重複によって体への負担や副作用の危険性がありますので、特別な理由なく複数の医療機関を受診するのはやめましょう。かかりつけ医や『お薬手帳』を活用しましょう日常的な病気の治療や医療相談などに応じてもらえるかかりつけ医を持ち、気になる症状があれば、まずはかかりつけ医を受診しましょう。また、薬のもらい過ぎや副作用の危険を防ぐため、「お薬手帳」を活用して体質や薬歴を把握・管理してもらいましょう。もしも、飲み忘れや飲み残しがあった場合には、医師・薬剤師に相談しましょう。ジェネリック医薬品を活用しましょうジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に販売される医薬品です。安全性、有効性および品質については、国による厳格な審査を経て製造販売が認められています。新薬と同じ有効成分でありながらも、開発コストがかからないため、価格が新薬の3割~5割程度安くなります。ただし、すべての新薬に対してジェネリック医薬品が製造されているわけではありません。治療内容によっては適さない場合がありますので、詳しくは担当の医師・薬剤師に相談してください。『時間外受診』はやめましょう夜間や休日などの時間外に開いている救急医療機関は、緊急性の高い患者さんのためのもので、医療費も高く設定されています。時間外受診をしようとするときは、もう一度考え、緊急性がない場合は、平日の時間内に受診するようにしましょう。夜間や休日に、お子さんが急な病気にかかって心配なときは、医師や看護師から適切なアドバイスが受けられる『小児救急電話相談』を利用しましょう。とちぎ子ども救急電話相談?#8000携帯電話やプッシュ回線以外は?028(600)0099相談時間月~土曜日午後6時~翌朝8時日曜日・祝日24時間(午前8時~翌朝8時)国民健康保険に加入しているみなさんへ医療費の適正化にご協力ください6か月以内に同じ薬局を利用していて、お薬手帳を持参していくと、3割負担の人で約30~40円医療費が安くなる場合があるよ!6広報なかがわ平成29年12月10日