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概要

広報なかがわ No.160

新年明けましておめでとうございます。町民の皆様には、ご健勝にて輝かしい新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。年頭にあたり、町議会を代表して、謹んで新春のごあいさつを申し上げます。また、日頃より町議会に対し、温かいご支援とご理解を賜り、深く感謝を申し上げます。さて、平成30年を振り返ってみますと、自然は人々に沢山の恩恵を与えてくれる一方、脅威となることを再認識させられた年でもありました。昨年は世相を表す漢字にも「災」が選ばれましたが、全国各地での連日の猛暑、記録的な豪雨、北海道胆振東部地震など甚大な被害が発生し、防災・減災の大切さを痛切に感じたところです。近年の経済情勢につきましては、緩やかに回復しており、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種施策の効果もあり、先行きについても、緩やかな回復が続くと期待されております。さて、町におきましては、馬頭広重美術館を設計いただいた、世界的建築家の隈研吾氏が、2020年開催の東京五輪・パラリンピックのメインスタジアム「新国立競技場」の設計も手掛けています。これは、大変喜ばしいことです。馬頭広重美術館は、隈研吾氏の初期の代表作として、多くの方々から注目をいただいているところで、これを機に町活性化の起爆剤となることを、大いに期待するところです。町づくりにつきましては、元気なまちづくりの基本となる「第2次那珂川町総合振興計画」は四年目となり、また、「那珂川町まち・ひと・しごと創生総合戦略」は最終年度を迎えます。平成31年は、「子育て支援の推進」・「移住定住の推進」のための具体的事業が展開される年となります。近年、現行の地方自治制度の下で、議会の新たな役割、また、議会と首長の新たな関係が提言されています。それは「地域経営・二元的代表制」をキーワードとして、第一に「住民と歩む議会」、第二に「議員間の討議を重視する議会」、第三に「首長と政策競争をする議会」の新たな議会運営の三つの原則を備えた関係であります。町議会といたしましては、これら新たな議会運営を模索しながら、各種のまちづくり事業が適正に、しかも効率的に、「実行されているか」、「住民福祉の向上につながっているか」を注視しながら、適宜、政策提言を行うなど、本町の活力あるまちづくりの推進に努力してまいります。町議会も、町民の代表として、町の振興発展の一端を担えるよう、そして町民の付託に応えられるよう、更に努力してまいりますので、なお一層ご支援、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。結びに、今年一年が町民の皆様にとりまして、健康で幸多き飛躍の年となりますよう、ご祈念申し上げまして、年頭のごあいさつといたします。那珂川町議会議長小川洋一迎平成31年2019年3広報なかがわ平成31年1月10日