ブックタイトル広報なかがわ No.158

概要

広報なかがわ No.158

8広報なかがわ平成30年11月10日国民健康保険の医療費は年々増えています。病気やケガをした際の医療費は、国民健康保険税が使われており、このまま医療費が増え続けてしまうと、その費用を補うために国民健康保険税の引き上げも考えられます。そうならないためにも、医療費の節約にご協力をお願いします。●時間外診療はやめましょう時間外受診は割増料金がかかるため、緊急性が高いかどうか、もう一度考えてみましょう。急な病気やけがで心配なとき、救急車を呼ぶか迷ったときには、左記へご相談ください。とちぎ子ども救急電話相談?＃８０００携帯電話やプッシュ回線以外は?０２８（６００）００９９とちぎ救急医療電話相談?＃７１１１携帯電話やプッシュ回線以外は?０２８（６２３）３３４４●重複受診・頻回受診はやめましょう同じ病気で複数の病院にかかる重複受診や、同じ診療機関で受診する回数が過度に多い頻回受診は、同じ検査を繰り返すなど、体の負担にもなりますので、やめましょう。医療の受け方にムダがないかなどを確認するため、受診の回数が多い人などに、受診状況についてお尋ねする場合があります。●かかりつけ医を持ちましょう日頃から安心して相談できるかかりつけ医を持ち、気になる症状は、まずかかりつけ医に相談しましょう。●お薬手帳を活用しましょう薬のもらい過ぎや副作用の危険を防ぐため、「お薬手帳」を活用して体質や薬歴を把握・管理しましょう。●ジェネリック医薬品を利用しましょうジェネリック医薬品とは、特許期間の過ぎた新薬（先発医薬品）と同じ有効成分、効能・効果があると厚生労働省に認められている、新薬よりも安価な薬です。価格が新薬の３割?５割程安くなります。（例）高血圧薬（アムロジピンベシル酸塩錠剤２・５ｇ）新薬26・７円←ジェネリック９・６円糖尿病薬（グリベンクラミド錠剤２・５ｇ）新薬12・４円←ジェネリック５・６円すべての新薬に対してジェネリック医薬品が製造されているわけではありません。治療内容によっては適さない場合もあります。まずは担当の医師に相談し、選択や使用法については薬剤師と相談してみましょう。●柔道整復師・はりきゅう・マッサージのかかり方柔道整復師（整骨院・接骨院）による施術には、国民健康保険が適用される場合とされない場合があります。また、はり・きゅう・マッサージで保険の適用を受けるには、医師の同意が必要です。保険適用が認められない場合には、全額自己負担となりますので注意してください。○柔道整復師が保険適用になるとき・打撲及び捻挫等（肉離れを含む）・骨折・脱臼の応急手当※応急手当以外の場合は、医師の同意が必要です右記以外のものは保険適用外となります。○はり・きゅうが保険適用になるとき・神経痛・リウマチ・頚腕症候群・五十肩・腰痛症・頸椎ねんざ後遺症○マッサージが保険適用になるとき・筋麻痺・関節拘縮はり・きゅう・マッサージの施術を受けるときも、医師の同意がある場合に限り保険適用となります。ただし、いったん料金を支払った後、払い戻しを受けることになります。１．受診の仕方を見直す国民健康保険に加入しているみなさんへ医療費節約のために今、できること