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概要

広報なかがわ No.172

食べる地域おこし小鮒農園中医薬膳師小鮒千文なかがわ薬膳日記Vol.50あけましておめでとうございます。薬膳日記は、お陰様で連載50回目となりました。千葉県から那珂川町へ移住し5年目の節目の年でもあります。ご縁をいただいた方々へ感謝の意を込めて、これからも薬膳日記を綴っていこうと思います。どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。今月は寒さが極まり、月半ばから2月初めの立春までは、冬の土用と言われ体調を崩しやすい時期です。胃腸優しい食生活を心がけ、内臓をしっかり休め来る春に備えましょう。冬の土用のおすすめは「お粥」です。今月はお出汁で炊く味わい深いお粥をご紹介します。日々の元気の源になりますように。【基本の養生】・早寝早起き腹八分目・よく動き、よく眠る・食卓は旬の恵みを主役に【那珂川町1月のおすすめ食材】大根、白菜、人参、青菜、キャベツ類、豆類、黒胡麻、黒豆、黒米、もち米、自然薯、くるみ、きのこ類【冬におすすめ食材】□体を温める→もち米、山芋、干しいたけ、栗、くるみ、えび、鶏肉、羊肉□寒さを飛ばす→にんにく、生姜、ねぎ、ニラ、シナモン□巡りを改善→そば、らっきょう、青菜、クワイ、柑橘類、酢、酒【冬の内臓を休める『山芋粥』】年末年始の食べ過ぎ飲み過ぎ、冷え胃腸が弱い方におすすめ材料・山芋・炊いたごはん・椎茸と昆布の合わせ出汁(適量/ご飯の2倍量ぐらいから好みで加減)手順1鍋に2 cmほどのサイコロ状に切った山芋・炊いたご飯・出汁を加える。2弱火で吹きこぼれないよう10分ほど煮込み、塩で味をととのえて完成。保健師コラム「ヒートショック」にご注意ください!◆ヒートショックとは…◆ヒートショックを予防しましょう!家の中の急激な温度差により血圧が大きく変動する1入浴前に脱衣所と浴室を暖房で温めておく。ことで脳や心臓にダメージを与え、脳梗塞や心筋梗塞暖房器具で脱衣所や浴室をあらかじめ温めておいたといった命に関わる病気を引き起こすこともあります。り、シャワーのお湯を浴室の壁にかけるなどして温度特にヒートショックが起こりやすいのが冬場の入浴を上げましょう。です。暖房をしていない浴室では室温が極端に低くなりがちで、部屋の中と浴室で大きな「温度差」が生じて2湯船につかる前に、シャワーやかけ湯で体を温める。しまいます。シャワーやかけ湯で徐々に体を温めま◆ヒートショックになりやすい人しょう。寒いからと急に湯船に入るのは□熱い湯(42℃以上)に首まで長く浸かる危険です。□65歳以上である□高血圧、不整脈、糖尿病などの持病がある□一番風呂が好き3湯船の温度はぬるめ(41℃以下)とし、長湯を避ける。□シャワーやかけ湯をしないで湯船に入る湯船に浸かっている時間は10分以内を目安に、入□30分以上お湯に浸かっている浴全体の時間も長すぎないようにしましょう。あなたはいくつ当てはまりましたか?が多いほど危険は高くなります。4入浴前後には、コップ一杯の水分補給を。脱水を避けるために、水分補給も忘れないようにしましょう。問い合わせ健康福祉課健康増進係?0287-92-111917広報なかがわ令和2年1月10日