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概要

広報なかがわ No.173

食べる地域おこし小鮒農園中医薬膳師小鮒千文なかがわ薬膳日記Vol.51ゆるやかな冬が終わりに近づき、暦の上では春を迎えました。皆様いかがお過ごしでしょうか。毎日少しずつ日が長くなり寒さが緩んできました。冬眠していた動植物が目覚めるように私たちの心身も少しずつ暖かな春に向かい変化していきます。春は五臓の働きでいうと肝の季節、肝は気や血液の運行を調節する役割を持ち、解毒そして精神との関わりの深い臓といわれています。今月の養生のポイントは、心身の凝りをほぐすようにのびやかな気持ちで動きだすこと。寒暖の差が激しく風邪をひきやすい時期、今月は手軽に作れる即席薬膳味噌汁の素をご紹介します。日々の元気の源になりますように。【基本の養生】・早寝早起き腹八分目・よく動き、よく眠る・食卓は旬の恵みを主役に【冷え寒気や風邪予防に『即席薬膳味噌汁の素』】お湯でとくだけで味噌汁になるペーストです。風邪・冷え・疲れ・お腹の冷えや食欲のない時、冷蔵庫で一ヶ月ほど保存できるので多めに作って清潔な瓶などに入れて常備しておくと便利。炊きたてのご飯にのせたり、茹でた青菜や和え物の調味につかっても美味しいです。材料(2~3回分)・おろし生姜小さじ1・梅干し1個・みそ小さじ2(お好みで加減する)作り方全ての材料をお椀に入れよく混ぜ、湯を注いで完成。【那珂川町2月のおすすめ食材】山菜(ふきのとう、セリ、クレソンなど)、旬の葉物野菜(菜花、小松菜、チンゲンサイなど)※苦味のある山菜や葉野菜は体内の毒素を排出してくれる効果があります。保健師コラム冬は感染症に要注意!例年、冬の時期にはインフルエンザやノロウイルスインフルエンザやノロウイルスにならないためには?といった感染症の流行がピークを迎えます。那珂川町でもすでに流行が始まっていますので、適切な対策法を知り、感染症を予防しましょう。手洗いうがい咳エチケットインフルエンザ・38度以上の熱・せき・のどの痛み・全身のだるさ・関節痛ノロウイルス・吐き気・嘔吐・下痢・腹痛症状がない場合や軽度の風邪のような症状の場合もあります。インフルエンザやノロウイルスが疑われるときは早めの受診を心がけましょう。十分な加熱中心部までしっかり火を通しましょう。規則正しい生活習慣食事調理器具の消毒睡眠・咳が出る時はマスクをする・マスクがないときはティッシュで口を押え、ほかの人から顔をそむける十分に洗浄後次亜塩素酸ナトリウム液に5分間浸す。熱湯消毒でも殺菌できます。休養問い合わせ地域包括支援センター?0287-92-112515広報なかがわ令和2年2月10日