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概要

広報なかがわ No.166

たかじょう二人の鷹匠が向き合って座り、お互いのたか腕に留まる鷹を見せ企画展「浮世絵動物探検隊!」合っています。その右のページでは上段を4第166回コマに分けて鷹を正面から見た図と横から見た図を描き、下段では放鷹(鷹狩)で狩ったと思われる鴨が描かれています。今回は明治時代頃に発行された版本「絵本鷹鏡」をご紹介します。版本のご紹介は今までしていなかったと思いますが、実は当館所蔵品の中には版本もかなりの数が含まれてい河鍋暁斎画「絵本鷹鏡」ます。版本というのは、錦絵と同じように板木で絵や文字を印刷し冊子状にしたものです。当館で所蔵しているこの紙面ではおおまかな説明になってしまいましたが、版本のジャンルは多岐に渡りますが、なかでも多いのは展覧会では当館が所蔵している「絵本鷹鏡」の全ページも歴史や物語、各地の名所を集めたもの、狂歌集などです。併せてご紹介しています。那珂川町では空を見上げれば他には変化朝顔の逸品集など特徴的なものもありますが、トビや大鷹などが飛ぶ姿を見ることができますが、市街「絵本鷹鏡」もほぼ全ページに鷹の姿が描かれている版本地では気を留めないとなかなか見ることができません。となっています。「絵本鷹鏡」は、鷹と共に野鳥などを狩放鷹という人間と鷹(鳥類)が共に狩をする文化が長い歴る放鷹を主にテーマとしています。放鷹の起源や歴史は史を経て行われていたことが、この「絵本鷹鏡」から伝わ不明な点が多いようですが、5~6世紀頃には鷹匠の埴れば幸いです。二月続けて鳥類のご紹介となってしまい輪が出土するなどかなり前に普及していたのではと考えましたが、他にも犬や猫、馬、魚そして龍などが描かれられています。江戸幕府成立後は、規制によって幕府のた浮世絵もご紹介しています。本展覧会をとおして浮世行事として放鷹が行われていたようです。「絵本鷹鏡」で絵に描かれたいろいろな動物をお楽しみください。かりつるは、野山で雁やウズラ、鶴などを狩る様子を2ページに馬頭広重美術館学芸員山内れいわたって描いたり、狂歌と共に鷹匠と鷹の姿を描いたりなど様々な時代の放鷹の様子が見る事ができます。なかでも注目すべき点は、今回ご紹介しているページのよう【会期】~7月28日(日)に鷹の顔をクローズアップさせたものや止まり木に留ま【開館時間】午前9時30分~午後5時(ただし入館は午後4時30分まで)る鷹を多くのページにわたって描いている点です。また、【休館日】月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日鷹に餌をやったり、羽を整えてあげたり、更に大鷹の雛【入館料】大人500円(450円)を育てたりなど鷹匠たちの世話の様子も描かれています。高・大学生300円(270円)※()は20名以上の団体料金※中学生以下は無料※障害者手帳等をお持ちの方とその付き添い1名は半額平成30年度那珂川町観光協会写真コンテスト受賞作品観光協会長賞「平成最後の夏休み」撮影者:岡典子さん(北向田)撮影地:谷田有料広告スペース(申し込み?0287-92-1114)No.166令和元年7月10日号●編集/企画財政課?0287-92-1114 Fax0287-92-1316●発行/那珂川町役場/栃木県那須郡那珂川町馬頭555 URL http://www.town.tochigi-nakagawa.lg.jp24