ブックタイトルnakagawa_202011

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概要

nakagawa_202011

食べる地域おこしこぶな農園中医薬膳師小鮒ちふみなかがわ薬膳日記Vol.60霜が降る時期になりました。暦の上では11月初旬の立冬が冬のはじまりです。動植物の営みがゆるやかになり農作業もここでひと段落、大寒へ向かいゆったりと静かに季節が移ろいます。今月は、馬頭高校の生徒さんが栽培しているキャベツを紹介します。ロールキャベツやザワークラウトなどの発酵漬物作りに良い「超大球」という品種で、平均して5kgほど、大きいものだと8kgになるというから驚きです!胃腸にやさしく滋養力のあるキャベツは今が旬、美味しく食べて健やかな心身を育みましょう。【基本の養生】・早寝早起き腹八分目・よく動き、よく眠る・食卓は旬の恵みを主役に今月のピックアップ野菜は…【キャベツアブラナ科アブラナ属】■効能胃腸を健やかにする、老化予防、骨や筋を強くする■解説胃腸にやさしいキャベツ、消化不良や胃痛、疲労に加え骨や筋力を強める働きも、老化防止にもよいそうです。*カラダにやさしい食べかた*冷えやすい方や胃腸が弱い方は、温野菜やスープなどじっくり火を通してどうぞ。淡白でほのかな甘みがあり、様々な調理を楽しめます。調理例:温野菜、味噌汁やスープの具、漬物、ロールキャベツ、和え物など【今が旬!那珂川育ちの野菜たち】旬の露地野菜(小松菜や白菜などの青菜、大根、カブ、人参、長ネギ、キャベツ、里芋)、キノコ類、豆類、雑穀、もち米、胡麻、栗、胡桃、蜂蜜保管健理師栄コラム養士コラムいつでも~感染振症りにかからないために返れる安全基地であるために免疫力を高めよう~前回のコラムでは、子どもを健やかに育てるのには「安心感」が大切であり、保護者は子どもの安全基地であるとお話ししました。安全基地であり続けるためにはどんなことに気をつければいいのでしょうか。1どんなことがあっても体罰を与えない「言ってもわからないから」「注意しても何度も同じ事をするから」と、痛みで行動を制限することは子どもにとって恐ろしく、苦痛でしかありません。「自分もこうされて育った」という場合、それはご自身も辛い思いをされたということです。痛みで直るものはなく、暴力だけが学習されることを頭に置いておきましょう。2性的なものから守る性に対する正しい知識のないままに、性的なものに触れたりさらされたりすることは、体と心の両方に深い傷を残します。保護者自身が倫理観を持って接すると共に、正しい知識の伝達を心掛け、相談できる力をつけましょう。3放っておかない外出時に置いていく、食事の準備をしない、具合が悪くても病院に連れて行かないなど、子どもだけでは対応できない状況を作ることは、子どもを強く不安にさせます。もし保護者が対応できない状況にある場合は、信頼できる第三者や公的機関に助けを求めましょう。4不安・恐怖を与えない、差別をしない乱暴な言葉で怒鳴ったり、無視をしたり、きょうだい間で比べたりすることで、子どもは自分を不要だと思い、心が傷つきます。また、夫婦間の喧嘩を見せたり聞かせることも子どもは自分のせいと考え、不安を覚えます。制御できない感情を、子どもにぶつけることはやめましょう。子どもは自身に起こったことを吸収して成長していきます。それがやがては自身の家族観になり、大人としての振る舞いになります。自分の子育てが子どもの基地になることをいつも心において、子育てに向き合いましょう。問い合わせ子育て世代包括支援センター?0287-92-408515広報なかがわ令和2年11月10日