ブックタイトルnakagawa_202107

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概要

nakagawa_202107

「隈研吾建築展」第190回当美術館は、新国立競技場を設計したことでも知られる建築家、隈研吾氏設計の美術館です。広重の芸術と伝統を表現する「伝統的で落ち着きのある外観」をコンセプトとし、自然豊かな那珂川町の景観に溶け込むよう、ゆったりとした平屋建てに切妻の大屋根を採用しています。屋根や側面のルーバーは、広重の代表作「東海道五拾三次之内庄野白雨」の雨をイメージしており、隙間から差し込む光の入り方によって館内はさまざまな表情に変化します。地元の素材を活用しているところも特徴で、ルーバーは八溝杉、あしの床は芦野石(白河石)、壁は烏山和紙でできています。2004年には、建築に優れ地域社会への貢献性が高い公共施設に贈られる公共建築賞の第9回特別賞に選ばれるなど高く評価され、当館所蔵の浮世絵と共に来館者からの注目を集めています。この度、当館視聴覚研修室ギャラリーにおいて隈氏の建築作品を紹介する展示「隈研吾建築展」を開催します。開館20周年記念行事の一環として昨年開催予定でしたが、感染症予防のため延期となり、今年度に開催の運びとなりました。当館をはじめ、たかなわ那須町にある石の美術館、昨年開業した高輪ゲートウェイ駅の模型を展示します。その他、新国立競技場など国内外の建築作品の写真パネルを展示します。特別展「帰ってきた!猫じゃ猫じゃ展」と共に、是非お楽しみください。馬頭広重美術館学芸員太田沙椰香▲歌川広重「東海道五拾三次之内庄野白雨」▲那珂川町馬頭広重美術館外観【会期】7月20日(火)~8月15日(日)【場所】那珂川町馬頭広重美術館視聴覚研修室ギャラリー【開館時間】午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)【展示休止日】7月26日(月)~28日(水)、31日(日)、8月2日(月)、10日(月)【観覧料】無料※第1展示室・第2展示室で開催の特別展は有料2020年度那珂川町観光協会写真コンテスト受賞作品夕焼け賞「夕立ちのあと」撮影者:岡典子さん(北向田)撮影地:北向田観光協会長賞「ファミリー」撮影者:江川多嘉さん(宇都宮市)撮影地:鷲子山上神社No.190令和3年7月10日号●編集/企画財政課? 0287-92-1114 Fax0287-92-1316●発行/那珂川町役場/栃木県那須郡那珂川町馬頭555URL http://www.town.tochigi-nakagawa.lg.jp26