ブックタイトルnakagawa_202110

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概要

nakagawa_202110

~令和3年度進路希望状況について~9月16日に高校生の就職試験が解禁になりました。昨年度は新型コロナウイルス感染症のために1ヶ月遅れになりましたが、今年度は例年通りの日程に戻りました。学科、面接、作文など試験の形態はさまざまですが、生徒はできる限りの準備をして試験に臨みました。また、進学を希望する生徒は、一般や指定校推薦、総合型選抜(旧AO入試)を用いて合格を目指しますが、11月頃に試験のピークを迎えます。進路希望状況は、進学が26名、就職が52名(うち公務員3名)で、進学と就職の比率はほぼ例年通りでした。コロナ禍のために求人がどうなるか不安がありましたが、蓋を開けてみれば、地元を始め多くの事業所から求人をいただきました。水産科では一般事業所に就職する生徒もいますが、海技士(船乗り)やマグロ養殖を志す生徒がおり、これは他校では見られない本校の大きな特色です。本校では、3年間を見通したキャリア教育を推進しており、各種ガイダンスやインターンシップを実施しています。微増傾向にある進学希望の生徒に対しては、さまざまな選択科目を準備して、生徒一人ひとりのニーズに応えています。就職内定した生徒の声荒井奏海(株式会社関東フーズ)飲食店でのアルバイト経験から食に関わる仕事に就きたいと考えていました。見学をして、職場の雰囲気や社員の皆さんが真剣に働いている様子を見て就職したいと思いました。仕事を早く覚えて頼られる社員になりたい。郡司直樹(ハシモ株式会社)身体を動かすことが好きで建設業を志望していました。見学の時、社員の皆さんが暑い中一生懸命に働いている姿が印象的でした。技術を磨き、先輩、後輩に頼りにされる人になりたい。資格を取得して多くの仕事ができるようになりたい。気は長く心は丸くなどできぬ小川平澤照雄ワクチンを打っても増える感染者谷田岡崎甫子長生きで集める冥土への土産大内郡司正幸ふるさとの香りも入れて送る秋馬頭阿久津紀子迎え盆孫の元気を見てほしい馬頭稲沢誠一高齢期尚も元気に駄句ひねる谷田髙瀨了川柳盛泉岡イチエ師の色紙「道一筋」を仰ぎみて生きる迷いを打ち消してをり馬頭西宮定子息災に八十路の果てに辿り来て娘と眺むる十五夜の月馬頭佐藤節子川沿いの土手に萩の花咲き満ちて散歩する肩に花びらこぼす三輪石澤千代子高齢者医療制度の知らせとう文書届くもさっぱりわからぬ小川平澤照雄留守番の今日は特別何もなし強いて言うならジェット機が飛ぶ短歌寝付かれぬ夜よ半わの枕にちちろ鳴く矢又大金祐子白き腹みせて虫食む青蛙馬頭長山紀美子今年米甘き香りの精米所矢又菊池君子満月やみじろぎもせぬ池の鯉吉田国安薫望の月銀の折鶴翔たんとす小川小川のぶ子蓑虫や余生楽しむこと知らず小砂松岡路石俳句広報文芸27広報なかがわ令和3年10月10日