ブックタイトルnakagawa_202111

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概要

nakagawa_202111

2広報なかがわ令和3年11月10日糖尿病で医療機関を受診している人は、全国で330万人、栃木県の糖尿病患者は約5万5千人(平成29年患者調査)と推定されています。那珂川町も患者数が年々増加しています。糖尿病は治らない病気です糖尿病は、自覚症状がほとんどなく、健診で見つかることが多い病気です。糖尿病を放置すると、様々な合併症になる危険が高まります。糖尿病網膜症による失明・糖尿病神経障害による壊え疽そ(組織が腐ること)・糖尿病腎症による腎不全などは日常生活が困難になります。糖尿病になると、一生治療が必要になります。血糖値をチェックしよう!糖尿病の診断の際、過去1?2か月の血糖の状態を表すHbA1c(ヘモグロビンA1c)と空腹時に採血したときの血糖値を表す空腹時血糖を基準にします。糖尿病重症化予防プログラム栃木県では「糖尿病重症化予防プログラム」を策定し、糖尿病の発症や重症化を防止する取組を行っています。それに伴い、町では国民健康保険に加入されている方で、血糖値が高い方へ糖尿病予防に関する通知をお送りする場合があります。ご理解とご協力をお願い致します。できることから始めましょう糖尿病は、生活習慣の乱れから発症します。運動不足、食べすぎ、睡眠不足、喫煙や飲酒など、心当たりはありませんか?生活習慣をすぐに正すことは難しいかもしれませんが、できることから徐々に始めてみましょう。右記のどちらかに当てはまる方は、すぐに医療機関を受診してください。現在治療を中断している方も、必ず医療機関を受診してください。糖尿病は継続的な治療が必要です。病気が重症化する前に、医療機関を受診し、必ず治療しましょう。右記のどちらかに当てはまる方は、糖尿病予備軍です。血糖値が正常より高く、糖尿病になりやすい状態です。食事、運動などの生活習慣を見直し、糖尿病の発症を防ぎましょう。毎年1回、健診を受けましょう糖尿病に関わらず、病気の早期発見には健診が大切です。健診では、血液検査で血糖値を確認することができます。今年の健診や人間ドックは受診しましたか?今年の数値は昨年と比較してどうでしょうか。受けていない方は、まだ間に合いますので、ぜひ受診してください。病院で治療として受ける検査は、目的が違います。通院中の方も、主治医と相談し健診を受けてください。糖尿病や町の集団検診に関する問い合わせ健康福祉課健康増進係?0287(92)1119糖尿病重症化予防プログラムや国民健康保険・後期高齢者医療の人間ドックに関する問い合わせ住民課保険年金係?0287(92)111211月は糖尿病予防・重症化防止強化月間です!「1に予防、2に健診、しっかり治療で糖尿病阻止」HbA1c(ヘモグロビンA1c)血糖値を表す空腹時血糖を基準にしチェック1・HbA1cが6.5%以上・空腹時血糖が126ml/dL以上チェック2・HbA1cが5.6%以上・空腹時血糖が100ml/dL以上