ブックタイトルnakagawa_202111

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概要

nakagawa_202111

9広報なかがわ令和3年11月10日馬頭図書館では、10月17日、おはなし会が開かれ、6人の親子が紙芝居を楽しみました。これは、馬頭高校ボランティア部によるもので、毎月第3日曜日に実施されています。今回は、宮沢賢治の「注文の多い料理店」等3話が上演され、道に迷った猟師が山猫に食べられそうになる場面では、子どもたちは、息を飲むように画面に見入っていました。同部は、図書館のおはなし会のほか、イベントの手伝いやごみ拾い等の活動も行っており、部長の伊藤翔さん(高3)は「部員が少ないけど、みんな仲良く楽しく活動しています」と話していました。また、娘の栞かな華はさん(小1)浬り帆ほさん(3歳)と親子で参加した橋本ひとみさん(小川)は「紙芝居を見る機会がないので、子どもたちと楽しめてとてもよかったです」と話されていました。10月19日、馬頭小学校は、同小体育館で演劇教室を開催しました。これは、那須塩原市の「らくりん座」を招いて実施したもので、新型コロナウイルス感染症対策として、全学年を二つに分け、午前・午後の部の2回公演となりました。上演されたのは「いっしょにいこうよ」という劇で、年老いた目の見えないロバが、主人に捨てられ殺されそうな、犬、猫、ニワトリを助け出し、音楽をするために一緒にブレーメンを目指す物語で、4匹が奏でる歌と旋律には希望があふれ、かけがえのない仲間との出会いが演じられています。道中の山小屋で、泥棒たちと戦う場面では、児童たちから思わず笑いがあふれ、夢中で劇に見入っていました。10月24日、「美み炎ほ・馬頭琴の調べ」のコンサートが小口地区梅平の棚田で開催されました。これは、同地区のヒロクラフト(廣田充伸さん、美千香さん)と「梅うめ平だいら里さと守もりびと人」が実施したもので、今年で11回目の開催となりました。会場は、合歓の木の丘をステージに、自然の地形を上手に生かし、どの客席からも演奏が見下ろせるようになっています。コンサートでは、馬頭琴奏者の美炎さんの曲のほか、「スーホの白い馬」や映画鬼滅の刃の主題歌「炎」も演奏され、おだやかな陽気の中、約130人の参加者は、山の棚田に響き渡る馬頭琴の調べをゆったりと楽しみました。仲間とともに馬頭小学校演劇教室紙芝居でおはなし会―馬頭高校ボランティア部―山の棚田に響く心地よい調べを美炎・馬頭琴コンサートなかのこ認定こども園最後の運動会今月の表紙今年度で閉園する、なかのこ認定こども園の最後の運動会が、10月9日に行われました。新型コロナウイルス感染症対策として、入場制限や保護者席を設けないなど、保護者のご協力で園児たち中心の運動会として、開催されました。この日は、日頃から練習してきたリレーやかけっこで思い切り走り、ダンスや組体操では、元気よく保護者の皆さんに披露しました。園児たちは、のびのびと元気いっぱいに、なかのこ認定こども園の思い出の1ページを飾りました。合歓の木のステージで馬頭琴を演奏する美炎さん