ブックタイトルnakagawa_202112修

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概要

nakagawa_202112修

2広報なかがわ令和3年12月10日3期目の町政運営にあたって私は、任期満了に伴い、3期目の町政運営を担わせていただくこととなりました。無投票という重圧も感じながら、その課せられた使命とともに、ふるさと那珂川町のさらなる発展のため、決意を新たにしているところでございます。私は、これまで、那珂川町を「もっと明るく、もっと元気にしたい」という思いとともに、「働く喜びを実感できる町に」「わが子の笑顔あふれる成長が実感できる町に」「年老いても安心で、充実した生活が実感できる町に」という目標を掲げ、町政にあたってまいりました。この思いは現在も変わらず、「第2次那珂川町総合振興計画」を柱に、大きく7つの取り組みを推進する考えです。まず、1つ目は、「快適に暮らせるまちをつくる」ことです。子どもからお年寄りまで快適に暮らすことができるよう、公共交通の充実やケーブルテレビの光ケーブル化など生活の利便性の向上に努め、若者の定住促進のため分譲宅地の整備を進めます。2つ目は、「元気で明るく暮らせるまちをつくる」ことです。誰もが心身ともに健康で、支えあいながら生活ができるよう、健康増進、子育て、結婚支援などの各種事業を実施し、健康、医療、福祉、少子高齢化対策の充実を図ります。3つ目は、「人を育むまちをつくる」ことです。子どもたちの安心安全な教育環境づくりと、地域の特性を活かした一体感のある学校教育や生涯学習の充実を図り、屋内水泳場の整備においては、体力や健康の維持増進、また、交流が図れる場となるよう、来年度のオープンにむけ準備を進めております。4つ目は、「活力をおこすまちをつくる」ことです。人々の新たな連携により地域資源の価値を高め、地域の方々と共に取り組む「食と農の拠点事業」については、産業振興のみならず、地域の活性化や雇用を創出する事業として推進していきます。5つ目は、「人と自然が共生するまちをつくる」ことです。豊かな自然環境の保全に向けSDGsへの取り組みなどによる環境学習の推進や、環境への負荷低減、ごみの減量化に向けた循環型社会の構築を目指します。6つ目は、「ともに考え行動するまちをつくる」ことです。引き続き、町民の皆様とともに協働によるまちづくりを推進するとともに、行財政改革を実施し、身の丈に合った行政運営を行います。最後に7つ目は、「新型コロナウイルス感染症対策」です。国や県と連携し、ワクチン接種の促進などにより感染リスクを引き下げながら、アフターコロナを見据えた施策、経済支援などに取り組んでまいります。これらの取り組み以外にも、絶え間なく進歩するデジタル技術、団塊世代が後期高齢者となる2025年の到来、脱炭素社会の実現への加速化など、新たに対応が求められる社会的課題も山積しております。新しい時代に向け、皆様の声を私の知恵袋として町政に反映させていただき、町民の皆様とともに職員と一丸となって全力で取り組んでまいりますので、引き続き、より一層のご理解とご協力をお願い申し上げ、3期目の就任にあたってのあいさつといたします。(11月8日3期目初登庁)福島泰夫氏3期目の町政運営をスタート