トップ > 暮らしのガイド > 議会・選挙 > 議員定数と議員報酬の見直しについて
議員定数と議員報酬の見直しについて
那珂川町議会は、令和4年12月に議会改革特別委員会を設置し、議員定数と議員報酬の見直しについて、調査・議論を重ねてきました。
議員定数については、合併当時の18人から現在の13人まで、段階的に削減してきましたが、今後も見込まれる人口減少や少子高齢化に加え、議員のなり手不足、町の財政状況などを考慮し、適正な議員定数について検討してきました。
また、議員報酬については、合併後約20年間、見直しが行われておらず、議会改革に伴う議会活動量の増大や、物価高騰などの社会情勢の変化に対応するため、適正な報酬額の見直しについて検討してきました。
議員定数と議員報酬の見直しについては、今後町民の皆様や、各団体等から幅広く意見を聴き、決定していくこととします。
議員定数
1)議員定数の推移
◆ 平成18年 18人(合併後)
◆ 平成22年 18人 → 15人(3人減)
◆ 平成30年 15人 → 13人(2人減)
◆ 令和7年現在 13人
2)議員定数の検討内容
◆ 人口減少に伴い定数を削減すべき。
◆ 議会として討議に必要な定数は確保すべき。
◆ 議会力が低下しないよう、議会活動を充実させる。
◆ 議員一人ひとりの資質、能力の向上に努める。
以上のことから、特別委員会としては、議員定数を13人から11人に削減する方針としました。
議員報酬
1)議員報酬の推移
◆ 合併後、約20年間、議員報酬の見直しは行われていない。
2)議員報酬の現状
◆ 議員報酬の額は、月額22万円で県内町議会の中で最下位
3)全国町村議会における議員報酬の適正化の動き
◆ 町村議会の議員報酬は低水準のため、全国的に適正化を図ることとした。
◆ 全国議長会で活動量に応じた適正報酬額の算式を提言。
◆ 議員報酬額を町長の給与月額の47%を目指すこととした(約35万円)
4)当町議会の適正な報酬額の算出
◆ 全議員の活動量を基に適正な報酬額を算出した。(平均値)
117日(議会・議員活動量)/305日(町長活動量)×72万円(町長給料)=27万6千円(適正議員報酬額)
5)議員報酬の検討内容
◆ 物価高騰等による社会情勢の変化に対応していない。
◆ 議会活動や議員活動の多様化により、活動量が増大している。
◆ 議員のなり手不足の解消のためにも報酬額の見直しが必要。
◆ 町の厳しい財政状況を考慮した見直しが必要。
算出した適正報酬額を参考に、議員報酬を現行の月額22万円から、5万円増の月額27万円とする方針とした。
公聴会の開催
議員定数及び議員報酬の見直しについて、町民の皆様からご意見を聴くための公聴会を開催します。その公聴会で意見を述べる公述人を募集します。
那珂川町役場 議会事務局
〒324-0692 栃木県那須郡那珂川町馬頭555
電話:0287-92-1170 FAX:0287-92-2036