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地籍調査

地籍調査とは

 国土調査法に基づき一筆ごとの土地について所有者、地番、地目を調査し、境界を確認して測量を行い、地籍図と地籍簿を作成する調査をいいます。
 作成された地籍図と地籍簿は、法務局(登記所)に送付され、法務局備え付けの公図や登記簿が書き換えられることから、地籍調査は土地に関する戸籍調査と言えます。
 馬頭地区では昭和57年から、小川地区では昭和56年から開始しました。

地籍調査の必要性

 土地に関する記録の約半分は、明治時代の地租改正によって作られた公図をもとにしたもので、土地の境界が不明確であったり測量も不正確であるため、土地の実態を正確に把握することができないばかりか、土地の境界紛争の原因となっています。
 このようなことを解消するためにも、地籍調査を行い、精度の高い公図や登記簿を整備する必要があります。

地籍調査の効果

 地籍調査により作成された地籍図・地籍簿は、土地に関するあらゆる施策の基礎資料として広範囲に利用できます。主な効果は次の通りです。

・正確な地籍図が作成されるため、境界紛争等のトラブルを未然に防ぐとこができます。
・土地の所在、地番、地目、境界及び所有者が明確になるため、課税の適正化につながります。
・災害等の復旧で土地の境界を復元することができます。
・正確な土地の状況が登記簿に反映されるため、土地取引の円滑化に役立ちます。

那珂川町の地籍調査の概要

調査面積 ・162.90㎢(町全域面積192.78㎢の約84%) 土地改良事業、国有林等は除く
       ・平成27年度までの進捗率 73.5%

調査手順 調査は、1調査区あたり2年で実施します。
       ・1年目は、説明会の開催、境界調査、地積測量、地籍図地籍簿の作成
       ・2年目は、成果の閲覧確認、法務局への送付

地籍調査成果を利活用ください

 現在までに、地籍調査の成果に基づく登記が完了した調査区について、調査成果の図面などがありますので、土地に関する各種申請や財産管理などにお役立てください。 

地籍調査へのご理解・ご協力をお願いします

 地籍調査を進めるためには、皆さまのご協力が必要です。
 今後とも、調査が順調に進みますよう、ご理解をお願いします。
 また、地籍調査が済んだ地区には、皆さまの土地の境界杭が無くなった場合等に使用する基準杭(黄色の杭)が
 設置されています。大切に保存してくださるよう併せてお願いします。

関連情報

 地籍調査Webサイト(国土交通省)

 とちぎのちせき(栃木県)

問い合わせ

建設課 地籍調査係 Tel 0287-92-1118 Fax 0287-92-0525

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