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新年のごあいさつ

 新年明けましておめでとうございます。
 謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
 皆様には、健やかな新春をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
 さて、元号が変わり初めての新春を迎えますが、昨年も、台風などの自然災害が発生し、大自然の猛威の前に、人間の非力さを思い知らされました。被災された地域の方々には、一刻も早い復興と、本年の安寧をお祈りいたします。
 さて、昨年の町政運営につきましては、皆様のご理解ご協力のもと、各種施策・事業に取り組むことができ、順調に進めることができましたこと、改めまして、御礼を申し上げます。
 私は、町長に就任させていただいて以来、この町をもっと明るく、もっと元気にしたい、という思いで、町民が働く喜びを実感できる町に!わが子の笑顔あふれる成長が実感できる町に!年老いても安心で、充実した生活が実感できる町に!を基本政策に、町政の舵取りをさせていただいておりますが、今年も町政運営の指針である「第2次那珂川町総合振興計画」を基本として、「那珂川町まち・ひと・しごと創生総合戦略」等に沿った、諸施策を推進し実行してまいります。
 まず、本町における人口減少・少子高齢化問題は、喫緊の課題であると受け止めております。
 その対策として、子育て支援施策の拡充を図ることは、大変に重要であると考えており、若い世代の移住・定住を促進するため、子育て支援住宅「エミナール那珂川」を整備し、本年3月より入居を開始いたします。今後は、子育てに優しい、子育てしやすい環境の集合住宅整備だけではなく、若者が、那珂川町で子どもを産み、育てたいと思い、また、その思いを叶えられるようなソフト面の事業も展開し、子育て世代の人口増加を図ります。
 子どもは、町の宝でありますので、家庭や学校、地域、行政が一体となって、さらなる子育て支援の充実を図ってまいります。
 また、活気あふれる明るい町、元気を生み出す町の実現に向けて、町の豊富な地域資源を最大限に活用し、農商工の連携を強固に、新たな特産品づくりの推進、支援を図っていくため、農林振興課と商工観光課を統合し、新たに令和2年4月から産業振興課を設置します。
 防災面については、昨年の台風19号による豪雨被害など近年増加する自然災害に対応するため、昨年の台風被害の教訓を活かした地域防災計画の見直しを行い、安心・安全なまちづくりに努めてまいります。
 那珂川町では、「人・もの・自然が融和し みんなで手を取り合い 元気を生み出すまち」の実現に向けて、これまでの成果を踏まえつつ、2020年においても、町民のみなさんがこの町に誇りを持ち、他者に自信を持って町を語ることができ、この町に住んで良かったと、心から思えるまちづくりを進めてまいります。
 結びに、今年一年の皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し上げまして、新年のごあいさつといたします。

那珂川町長 福島 泰夫 

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