広報なかがわ No.106

広報なかがわ No.106 page 20/20

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夏季特別展福を招く!猫じゃ猫じゃ展第106回サザエの壺焼きや鰻の蒲焼きなどのご馳走が並ぶお座敷では、3匹の猫たちが酒盛りの真最中。芸者猫の弾く三味線に合わせ、黒い羽織を着た猫が手拭いを持って踊っています。....

夏季特別展福を招く!猫じゃ猫じゃ展第106回サザエの壺焼きや鰻の蒲焼きなどのご馳走が並ぶお座敷では、3匹の猫たちが酒盛りの真最中。芸者猫の弾く三味線に合わせ、黒い羽織を着た猫が手拭いを持って踊っています。それを見て、こりゃまいりましたな、というようにお猪口を片手に頭をかく猫。人間さながらに宴会を楽しんでいる猫たちですが、着物をよく見ると、魚の骨やスルメ、貝、鈴など猫に因んだ模様になっています。上部には微妙な表情「流行猫じゃらし」歌川国芳個人蔵の2匹の蛸。題字や絵師の名前を囲む飾りも蛸や鰻といった猫の好物になっているのです。【会期】前期7月4日(金)~8月3日(日)後期8月8日(金)~9月7日(日)細部にまで楽しいアイデアの詰まったこの作品は、【ミュージアムトーク(展示解説)】猫好きで知られる歌川国芳(1797~1861)によっ8月9日(土)午後1時30分~当館学芸員て作られました。もともとお菓子の袋として作られ【記念講演会】たもので、袋の裏には「御薬かる焼白雪こう精-夏目漱石と三田平凡寺の孫が語る「吾輩は猫で製所」、「日本橋坂本町川口宇兵衛板」と摺られてある」と猫人形-います。「白雪(はくせつ)こう」は、米の粉に水飴を加えて作った落雁のようなお菓子で、栄養価が高日時講師8月2日(土)午後1時30分~く湯に溶いて母乳代わりにもされていました。この菓子袋には、畳をかたどった台紙と、5匹の紙の猫人形がおまけとしてついていて、今で言う「フィギュア付き菓子」といった売られ方をしていたので夏目房之介氏(学習院大学大学院教授・漫画批評家)場所馬頭総合福祉センター参加費無料(先着200名様)【休館日】月曜日、祝日の翌日【開館時間】午前9時30分より午後5時まではないかと考えられています。(但し入館は午後4時30分まで)本展では、国芳の作品を中心とした猫の浮世絵と【入館料】大人700円(630円)ともに、江戸時代から続く日本各地の招き猫をご紹高・大学生400円(360円)介します。※()は20名以上の団体料金。遊ぶ猫、働く猫、踊る猫、化け猫などたくさんの猫に囲まれて、楽しいひとときをお過ごしください。広重美術館主任学芸員長井裕子※中学生以下は無料。※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添い1名は半額※会期中、ご自分で撮影された猫の写真(紙焼き・Lサイズ)をお持ちいただくと、入館料が1割引きになります。(他の割引きとの併用は出来ません。写真は会期中展示し、会期終了後は返却いたしません)初夏を彩る「るりおとめ」始めました。とめ」というリンドウの栽培をかな濃い紫色が特徴の「るりお那須地区の特産品にと、色鮮やJA那須南花き部会では、南No.106平成26年7月10日号●編集/企画財政課?0287-92-1114 Fax0287-92-1316●発行/那珂川町役場/栃木県那須郡那珂川町馬頭409 URL http://www.town.tochigi-nakagawa.lg.jp20