ブックタイトル広報なかがわ No.142

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概要

広報なかがわ No.142

地域おこし協力隊小鮒千文なかがわ薬膳日記食べる地域おこしVol.20日差しが強くなり朝夕の気温も上がり、いよいよ夏の到来ですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。夏至のあと時間差でグンと気温が上がり夏本番に入ります。この時期は人も自然も活発に動く季節、特に活発になるのが五臓で言う「心(しん)」心臓を中心とした循環器です。多汗により体内の水分が不足すると心臓に負担がかかり易くなるそう、炎天下での作業などは極力避けこまめな水分補給が大切です。夏の養生にぴったりなのは地場野菜、豊かな里山の恵みをいただきながら健やかに夏を楽しみましょう。【基本の養生】1、早寝早起き腹八分目2、よく動き、よく眠る3、食卓は旬の恵みを主役に【夏の養生ポイント】・こまめな水分補給と休息・旬の路地野菜でしっかり栄養補給・冷房の冷えに注意【夏におすすめの『自家製スポーツドリンク』】にがりを含んだ海塩を使い、発汗で失われたミネラル補給して夏バテ予防!!「自家製スポーツドリンク」・酵素シロップ大4・柚子やレモンの柑橘果汁小1・海塩ひとつまみ・水300cc※酵素シロップの代わりに蜂蜜でも代用可、酵素シロップは非加熱で発酵させて作るフルーツシロップです。【簡単酵素シロップの作り方】(作りやすい分量)清潔なガラス保存瓶・白砂糖1.1kg・果物1kgを用意ガラス瓶に白砂糖と一口大にカットした果物を交互にいれ3日間で砂糖が溶けきるようによく手で混ぜる。毎日最低1回手で混ぜ、夏場の常温だと1週間から10日で完成。小さな容器に移し冷蔵庫で保存します。水や炭酸割りカキ氷のシロップにもおすすめ。※おすすめの果物は、夏みかんなどの柑橘・グミ・梅・ぶどう・キウイ・柚子社会福祉士コラム~地域包括ケアシステムが始まりました~地域包括ケアシステムって何?地域包括ケアシステムという言葉を聞いたことがあるでしょうか。一般的に75歳以上になると介護を必要とする人が増えてきます。そこで、団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、介護が必要な状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるような新しい仕組みづくりが求められています。この新しい社会保障の仕組みの事を「地域包括ケアシステム」と言います。那珂川町の高齢化の状況これからの那珂川町の高齢化の状況ですが、75歳以上の人口は緩やかに増加をしていく一方、若い人も含めた総人口は減少していくことが予想されています。つまり、介護を必要とする高齢者はこれからも増加することが予想される反面、その高齢者を支える介護者は減少することが予想されるのです。新しい仕組みづくりと生活支援コーディネーターこのような状況の中で、必要になるのが地域包括ケアシステムです。要介護高齢者への支援を家族や介護サービス事業者だけにまかせるのではなく、ボランティアを始めとした住民全体で支え合える仕組みづくりに取り組むことが必要になります。今年度より、町でも地域包括ケアシステムの一環として、配食サービスやシルバー人材センターによるヘルパー等、新しいサービスが開始されています。また、この仕組みづくりを推進する役割として、生活支援コーディネーターという専門職を今年度より町社会福祉協議会に配置しました。生活支援コーディネーターはこれから各地区の様々な集まりに参加し、皆様の声を聞かせていただきたいと思います。つながりのある町づくり住民同士の支え合いの中で、自分たちの特技や能力を活かすことは生きがいを持って暮らすことにつながりますし、仲間と活動することは楽しみにもつながります。住民同士がゆるやかにつながりつつ、いつまでも安心して住めるような町づくりに是非一緒に参加していただければと思います。問い合わせ地域包括支援センター?0287-96-216117広報なかがわ平成29年7月10日