ブックタイトル広報なかがわ No.142

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概要

広報なかがわ No.142

暑い夏を乗り切ろう「熱中症」は、気温や湿度が高いときに、身体の中の水分や塩分のバランスが崩れることや、身体の調整機能が正常に働かなくなることで引き起こされます。人の身体は、汗をかいたり、皮膚から熱を逃がしたりすることで体温の上昇を抑えています。このような体温の調整機能がうまく働かず、体内に熱がこもり、体温が異常に上昇することで熱中症は起こります。特に、身体が暑さになれていない時期(梅雨明け後の7月下旬から8月にかけて)は、起こりやすくなります。熱中症はときに重症化し、死に至るおそれもあるため、正しい知識と適切な行動で予防することが大切です。【熱中症になりやすい環境】・気温が高い、湿度が高い・風が弱い、日差しが強い・照り返しが強い・輻射熱が強い(地面や建物、身体から出る熱)【熱中症の疑いがある症状】・体温が高い・皮膚が赤く、熱く、乾いている(全く汗をかかない、触るととても熱い)・ズキンズキンとする頭痛・めまい、吐き気がある※重症になると、意識の障害がある(返答がおかしい、呼びかけに反応がないなど)熱中症の予防1暑さを避けましょう2こまめに水分を補給しましょう3充分な休息と栄養をとりましょう4声をかけ合い、お互いに気を配りましょう《水分補給のポイント》・こまめに水分補給・のどが渇く前に水分補給・1日あたり1.2lの水分補給・起床時、入浴前後に水分補給・大量に汗をかいたときは塩分も忘れずに熱中症が疑われる人を見かけたら1涼しい場所へ移す風通しの良い日陰や、できればクーラーが効いている室内などに避難させましょう。2身体を冷やす衣服をゆるめ、身体を冷やしましょう。(首の回り、脇の下、足の付け根など)3水分・塩分の補給冷たい水を持たせて、自分で飲んでもらいます。4救急車を呼ぶ自力で水が飲めない、意識がない場合には、すぐに救急車を呼びましょう。高齢者や子どもは特に注意が必要です熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対するからだの調整機能も低下しているので、注意が必要です。子どもは体温の調節機能がまだ十分に発達していないので、気を配る必要があります。熱中症を予防しましょう!7月は熱中症予防強化月間です2広報なかがわ平成29年7月10日