ブックタイトル広報なかがわ No.142

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概要

広報なかがわ No.142

夏の感染症予防!!手洗い・うがいを徹底しましょう夏季に多く流行する感染症には、咽いんとう頭結けつまく膜熱ねつ(プール熱)、手足口病、ヘルパンギーナ、腸管出血性大腸菌感染症などがあります。特に県内では、子どもを中心に咽頭結膜熱(プール熱)が過去最多のペースで流行しています。例年、流行のピークは7月であるため、今後さらに感染者数が増加していく可能性があります。しかし、これらの感染症の多くは、手洗いとうがいの徹底により防ぐことができます。それぞれの感染症の症状と予防策をおさえて、夏の感染症を予防しましょう!【予防策】1.手洗いとうがいを徹底して行いましょう。調理や食事の前、トイレの後、帰宅時など、毎日の生活の中で習慣をつけましょう。また、手を洗ったあとは清潔なハンカチで拭き、他の人とのハンカチの貸し借りは避けましょう。2.食品は十分に加熱して食べましょう。これからの時期は、特に腸管出血性大腸菌感染症(O157など)に注意が必要であり、菌に汚染された食べ物を口にすることで感染します。食品は、内部まで十分に加熱(中心温度75℃、1分以上)して食べましょう。3.栄養バランスの摂れた食事を心掛け、十分な休息をとりましょう。栄養バランスを考え、適切な量の食事をとるよう、心掛けましょう。また、疲れを感じたときには無理をせず、早めに休息をとりましょう。4.症状が出たときは、早めに医療機関を受診しましょう。症状が出ているのに治療をせずにいると、まれに重篤な合併症をおこすことがあります。辛い症状をおさえるためにも、症状が出たときは早めに医療機関を受診しましょう。腸管出血性大腸菌感染症(O157など)ヘルパンギーナ手足口病咽頭結膜熱(プール熱)感染症・生肉や菌に汚染された食べ物を口にする(経口感染)・飛沫感染・症状消失後4週程度は、便も感染源・飛沫感染・ウイルスにより汚染された食べ物を摂取する(経口感染)・症状消失後4週程度は、便も感染源・人と接触する、間接的にさわった物から感染する(接触感染)・空気中のウイルスを吸い込む(飛沫感染)・症状消失後4週程度は、便も感染源原因・下痢、発熱、激しい腹痛、血便・全く症状が出ないこともある・ときに重症化し、脳症や溶血性尿毒症症候群(HUS)を合併する恐れもある・発熱や喉の痛み・口の中に小さな水ぶくれができ、ただれて痛む・水が飲めず、脱水症になることがある・まれに髄膜炎や心筋炎を合併する恐れもある・手や足、口の中に水ぶくれができる・かゆみや発熱がみられることもある・通常3~7日で治癒するが、まれに髄膜炎や脳炎を合併する恐れもある・発熱、喉や眼の炎症が特徴的で3~5日続く・咳、頭痛、食欲不振、全身のだるさ、下痢がみられることもある※塩素濃度が基準を満たすプールの水で、感染することはほとんどない※症状がなくなった後、2日間は登校禁止となる症状3広報なかがわ平成29年7月10日