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概要

広報なかがわ No.161

食べる地域おこし小鮒農園中医薬膳師小鮒千文なかがわ薬膳日記Vol.39暦の上で2月は春の始まり、寒さ際立つ1月半ばから立春までの冬の土用も終わり、いよいよ春の到来です。朝夕は冷え込みますが、少しずつ寒さがゆるみ暖かな春の日差しを楽しめる日も増える時期、冬眠していた動植物が目覚めるように、私たちの心身も冬から春へと変化します。本格的な春に向けて蕾をふくらませるように、朗らかな心持ちで早春を楽しみましょう。昼間はポカポカ陽気でも朝夕の寒暖差が激しいので、体温調節しやすいようストールなどを持ち歩くと便利です。今月は寒暖差の激しい季節の変わり目におすすめ薬膳味噌ペーストをご紹介します。みなさまの日々の元気の源になりますように。【基本の養生】・早寝早起き腹八分目・よく動き、よく眠る・食卓は旬の恵みを主役に【那珂川町2月のおすすめ食材】山菜(ふきのとう、セリ、クレソンなど)、旬の葉物野菜(菜花、小松菜、チンゲンサイなど)※苦味のある山菜や葉野菜は体内の毒素を排出してくれる効果があります。【ゾクゾク寒気や風邪予防に『梅干と生姜の薬膳ペースト』】風邪・冷え・疲れ・食欲のない時に、お湯でとくだけで即席薬膳みそ汁になるペーストです。保存もきくので、多めに作って清潔な瓶などに入れて常備しておくと便利です。(材料・大人1人分)・おろし生姜小さじ1/2・梅干し1個・みそ小さじ1(お好みで加減する)(手順)全ての材料をお椀に入れよく混ぜて完成*冷蔵庫で約1か月保存可介護支援専門員コラム~お口のはなし~いつまでも「いきいき」と暮らしていくためには、体をきたえる・脳トレをくちする…だけでなく、「お口」を動かすことも必要となってきます。口の中をきれいにすること、健康を維持すること、自分の歯でしっかり噛むこと等、当たり前に行っていることにどんな効果があるのか・・・。口腔ケアのメリットをご紹介します。1唾液の分泌を促進する唾液にはウイルスや細菌の進入を防ぐ働きがあります。食べ物のかすや細菌で口の中が不衛生な状態では、唾液が出にくくなります。口の中を清潔にし、マッサージすることで分泌が増えるので、風邪や虫歯・歯周炎の予防になります。ごえんせいはいえん2誤嚥性肺炎を予防するものを飲み込む働きが衰え、食べ物や唾液などが誤って気管に入り、この時に一緒に入った細菌が炎症を起こすことで肺炎になります。高齢になると食事中だけでなく睡眠中にも細菌を含んだ唾液を誤嚥してしまうことがあります。口の中の細菌を減らし、誤嚥性肺炎を予防しましょう。3認知症を予防するよく噛む(口を動かす)ことで、脳の血流が増え、脳神経細胞の働きが活発になるので、認知症の予防になります。4口腔機能の低下を防ぐ舌や唇・頬などを動かす事は、噛む・飲み込む・話すといった機能を維持・向上することになります。お口・お顔の体操や歯ブラシを活用しマッサージをする等行ってみましょう。問い合わせ地域包括支援センター?0287-92-112511広報なかがわ平成31年2月10日