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概要

広報なかがわ No.153

食べる地域おこし小鮒農園中医薬膳師小鮒千文なかがわ薬膳日記Vol.31青々とした葉がしげる季節になりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。雨と夏草の濃厚な緑の香りが漂う初夏、夜に舞うホタルが美しいですね。湿気と暑さが混じり合うこの時期は、胃腸に負担がかかりやすいと言われています。今月は胃腸の養生によいメニューをご紹介します。家にも体内にも湿気がたまりやすい時期、晴れた日は外に出てリフレッシュを心がけましょう。【基本の養生】・早寝早起き腹八分目・よく動き、よく眠る・食卓は旬の恵みを主役に【梅雨の養生ポイント】・冷たいもの生もの甘いものの取り過ぎに注意する・胃腸にやさしい食事を心がける・香りのある香味野菜をつかう【6月におすすめ那珂川町の風土食材】キャベツ、玉ねぎ、じゃがいも、いんげん、グリーンピース、小豆、ハトムギ、キノコ類、みょうが、シソ、ミント(薄荷)、生姜、にんにく【6月のおすすめメニュー】『キャベツとお豆の温サラダ』初夏に旬をむかえる野菜をさっと「茹でる・蒸す」で温サラダがおすすめ、市販のゆで豆でも代用可、お好みのドレッシングでどうぞ。温サラダが残ったら、炒めニンニクとコンソメを加えて『キャベツとゆで豆のスープ』に。お疲れ気味の時におすすめです。【薬膳的効能】キャベツ・・・胃腸虚弱や胃もたれに、内臓を滋養や体内の余分な水分や熱の排出サヤエンドウ・・・疲労や母乳不足、尿が少ないときに、胃腸を滋養し気力をつける効果保健師コラムはじまります!~認知症総合支援事業~認知症は、決して特別な病気ではなく、私たち自身や家族など、誰にでも起こりうる病気です。「認知症になっても、住み慣れた地域で暮らしていく」ことを支援する「認知症総合支援事業」が4月からはじまりました。大きく分けて、2つの事業で構成されており、那珂川町においても地域の課題やニーズに応じて実施していきます。では、どのようなことが開始されているのか、ご説明します。■認知症初期集中支援推進事業~できる限り早い段階からの支援~保健師や社会福祉士などの専門職でチームを組み、認知症の専門医の協力を得て活動します。認知症の診断を速やかに行い、適切な医療・介護へ繋げることを目的としています。□「認知症初期集中支援チーム」の設置町民の方で、認知症または認知症の心配がある方、そのご家族のお宅を訪問して、お話しを伺い、今後の対応を一緒に考えます。医療機関への受診や介護保険サービスの利用など助言と支援を行います。〈対象となる方〉自宅で生活している40歳以上の方で、認知症、又はその疑いがあり、次のいずれかに該当する方です。・認知症の診断を受けていない方・医療サービス・介護サービスを受けていない、又は中断している方・サービスを利用しているが、認知症による症状が強く、どのように対応してよいか困っている方■認知症地域支援・ケア向上事業~地域における医療・介護等の連携の推進~認知症の状態に応じ、必要な医療・介護及び生活支援を行う関係者の支援体制を整え、認知症ケアの取り組みを推進していきます。町民の方の身近な相談役として、「認知症地域支援推進員」を配置致しました。□「認知症地域支援推進員」の役割・認知症の方やそのご家族の相談支援を行います・町の運動教室等に出向き、町民の方に、身近な病気として認知症を正しく理解していただく活動を行います・認知症の方やそのご家族が、必要な医療、介護などのサービスが受けられるよう、町や認知症初期集中支援チームと連携を図ります「最近もの忘れがあるかも…?」、「不安なことがあるけど、誰に相談すればいいの?」と悩んだ時は、1人で抱え込まずに、周りの人に相談してみてください。また、地域に「相談できる場所がある」、「相談できる人がいる」ということを頭の片隅に置いてもらえればと思います。お気軽に、ご相談ください。問い合わせ地域包括支援センター(那珂川町役場健康福祉課内) ?0287-92-1125 FAX0287-92-116415広報なかがわ平成30年6月10日