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概要

広報なかがわ No.153

無垢の目に輝いているその未来定年後おにぎりお茶で自由の身大内郡司正幸スランプに草ぼうぼうの胸の内小川平澤照雄いただいた粗品きれいな包装紙谷田岡崎甫子馬頭稲沢誠一何着ても見映えしないが試着する馬頭阿久津紀子川柳盛泉岡イチエ蕗摘みて嫁が煮物を始めしか野菜畑はたまで匂い流れ来和見藤田和夫草刈りの汗拭くひととき流れよる草の匂いに心癒さる大内薄井キイ手入れよきピンクのさつき咲き満ちて晴れ渡る今日をほのかに匂う小川平澤照雄何事もなく一日が終りたり休肝日とはつれない日なり小川古澤實車運転出来ぬ身となり前畑の草をむしるが生き甲斐となる短歌農事誌に日取りを記す穀雨かな小川金井和子トマト食ふブランドといふ甘味かな久那瀬堀江直子そちらにも届いてますか花吹雪馬頭黒澤信子梨咲いて梨棚の白真つ平ら選挙カー新緑の町突つ走る球児らの鍛へし膚や風光る松野大門正一松野鈴木君枝馬頭塚原廣俳句~在宅医療あれこれ~高齢者にとって、出来る限り住み慣れた地域で最期まで暮らしたいと望む住民が少なくありません。価値観の変化に伴い生活を犠牲にしても病気を治すという「治す医療」の考え方から、病気を持っても暮らしを変えず治療を続ける「治し支える医療」へと在宅医療の必要性が高まっています。在宅医療か入院医療ではなく、お互いに補完し合い、終末期でも「時々入院ほぼ在宅」の考え方が必要であると思われます。患者様の状態(重症度)、時期(回復期、終末期)、家族環境により医療・介護サービスの要望や必要度は異なります。大切な事は切れ目の無い医療・介護サービスの提供です。南那須医師会では数年前から在宅医療を充実させるため、各種講演会・研修会の開催、医療・介護関係者、行政など多職種の方々と定期的に会議を持ち、顔の見える関係性を作り、在宅医療・介護サービスの提供のあり方などを検討しているところです。その一つに、病院から在宅へ、在宅から病院へ、切れ目の無い医療を提供し、スムーズに治療・療養生活ができるよう、かかりつけ医と病院との「病診連携」の強化、入退院支援システムの構築があります。在宅医療は、出来るだけ家族と共に住み慣れたところで暮らし、必要な場合は入院医療も受けられます。望めば、ご自宅での看取りも可能です。かかりつけ医は、あなたやご家族の病気・健康管理などを気軽に相談できる「身近なお医者さん」です。当地域のかかりつけ医の多数は訪問診療や往診を行っております。住民の皆様には、是非、かかりつけ医を持って気軽に相談してください。南那須医師会問い合わせ地域包括支援センター?0287-92-112517広報なかがわ平成30年6月10日