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概要

広報なかがわ No.154

食べる地域おこし小鮒農園中医薬膳師小鮒千文なかがわ薬膳日記Vol.32いよいよ夏本番、皆さまいかがお過ごしでしょうか。農園のある里山では、ミーンミーンと声高らかに鳴くセミとギラギラ太陽、夏野菜が最盛期を迎え、てんてこ舞いの日々を送っています。夕暮れ時に里山に響くヒグラシの声を聴きながら、お風呂で汗を流し、家族で囲む夕飯が最高の楽しみです。今回は蒸し暑い夏の夜ごはんにぴったり、盛夏のカラダを癒す「ズッキーニとトマトのキーマカレー」をご紹介します。みなさまの日々の元気の源になりますように。【基本の養生】1、早寝早起き腹八分目2、よく動き、よく眠る3、食卓は旬の恵みを主役に【今月の主役野菜「ズッキーニ」薬膳的効能】身体の熱を排出、水分をとどける。暑気あたりや、暑さによる乾燥、利尿作用、胃潰瘍予防*夏野菜は身体を冷やす作用があるので、冷えやすい人はスパイスや薬味と合わせるとよい。盛夏のカラダを癒す『ズッキーニとトマトのキーマカレー』(材料・大人2人分)・おろし生姜とニンニク各小さじ1・玉ねぎ1個・しめじ1/2パック・鶏ひき肉約150g・オリーブ油大さじ1・カレー粉大さじ1*お好みで加減・ズッキーニ2本・トマト2個・塩胡椒適量1、ズッキーニ・トマト(皮ごと)・玉ねぎを2センチくらいの角切りに、しめじは石づきをとり手でほぐしておく2、厚手の鍋にニンニク・生姜・玉ねぎ・しめじを入れ、しんなりするまで炒める3、1に、ひき肉とオリーブ油を加え軽く塩胡椒をして炒め、火が通ったら一旦火を止める4、3に、カレー粉を入れなじませ、ズッキーニとトマトを入れ中弱火で焦げないよう木ベラで混ぜながら10分ほど煮込む5、最後に塩胡椒で味をととのえ完成保健師コラム大切な自分の歯を守ろう!~認定こども園年長児歯科指導~町では、乳幼児健診や相談の場面で母子へむし歯予防や仕上げ磨きなどのお話をしています。しかし、那珂川町の幼児のむし歯保有者の割合は県内でも高く、なかなか減少していないのが現実です。そこで町では、保健師や歯科衛生士が巡回訪問し、年長児を対象に自分の口の中や歯がどのようになっているか、むし歯になる仕組み、正しい歯磨きの仕方を学べるよう講話を昨年度から実施しています。年長の時期は乳歯から永久歯に生え変わる時期なので、子ども自身が自分の歯を守ることを意識して、食事後の歯磨きを習慣化する大切な時期になります。乳歯は20本ですが、永久歯は28本と数が多く、生涯使うものなので、形も大きく頑丈にできています。永久歯は、6歳頃に第1大臼歯(真ん中から6本目で6歳臼歯といわれている)が生え始めその後に前歯から生え変わってきます。この6歳臼歯は、他の永久歯とは異なり乳歯が生えかわるのでなく新たに生えてきます。生え始めは乳歯より高さが低いので歯ブラシが届きにくく、最もむし歯になりやすいといわれているので、より丁寧な歯のケアが必要になります。今年度は6月の歯の衛生週間を利用し、認定こども園3園を巡回しました。実際に鏡を使用し自分の口の中を見て触って歯を確かめ、その後に歯ブラシを手に持ち正しい歯みがきの仕方を学びます。6歳臼歯は、歯ブラシが届くよう、口の横から入れて毛先を使って磨くとよいことを歯の模型を使いながら歯科衛生士が実際にどうやるのかを説明します。各園の年長児たちも真剣に聞き、その後「カシャカシャ」と歯磨きの良い音がし、磨く前にザラザラしていた歯が、実際に歯磨きした後にツルツルしていることをどのお子さんも実感でき歯磨きの大切さを認識できた様子でした。むし歯予防には、歯磨きはもちろん規則正しい生活や、栄養バランスの良い食事、甘い物やジュースは控え水分は水かお茶で摂ること、よく噛んで食事することも大切です。ぜひ家族みんなで丈夫な歯をむし歯から守りましょう。問い合わせ子育て世代包括支援センター?0287-92-408517広報なかがわ平成30年7月10日