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概要

広報なかがわ No.154

特別展「広重没後160年記念大広重展-肉筆浮世絵と錦絵の世界-」名所絵の第一人者として知られる歌川広重(1797-1858)は、生涯にわたり江戸や東海第154回道の宿駅をはじめとする日本各地の風景を描じょじょうきました。その抒情溢とられる作品は見る人の心を捉え、今なお高い人気を保ち続けています。今年は広重が没してから160年目にあたります。これを記念して、命日の9月6日を中心に全国にある4館の「広重美術館」と東京の太田記念美術館で「没後160年記念」の広重展が同時開催されます。当館では、7月14日から9月24日まで、「大広重展-肉筆浮世絵と錦絵の世界-」を開催します。保永堂版「東海道五拾三次之内」や「冨士三十六景」など広重の代表作とされる版画とともに、当館が誇る世界有数の肉筆画を一挙公開します。開館以来初めて肉筆画の優品が勢揃いしますので、どうぞお見逃しなく。「王子之三瀧図」歌川広重那珂川町馬頭広重美術館蔵山形県の天童にある「広重美術館」では、8月31日から10月29日まで、広重晩年の大作「六十余州名所図会」シリーズを中心に、日本の風雨景を描いた作品が展示さ【会期】前期7月14日(土)~8月19日(日)後期8月23日(木)~9月24日(月/振替休日)れます。また、静岡県の由比にある「東海道広重美術館」では、8月14日から11月25日まで保永堂版「東海道五十三次之内」「名所江戸百景」など、名所を描いたシリーズ作品【ミュージアムトーク(展示解説)】前期7月15日(日)・後期8月25日(土)※いずれも午後1時30分~当館学芸員が公開されます。岐阜県恵那の「中山道広重美術館」では、8月30日から9月30日まで、「木曽海道六拾九次之内」が全点展示されます。また、10月4日から12月2日まで「原安三郎コ【休館日】月曜日、祝日の翌日、但し8月13日は開館展示替え期間(8月20日~22日)レクション公開北斎と広重展」が行われます。そして、東京原宿の「太田記念美術館」では、9月1日から10月28日まで、広重の画業を展観する「広重展」が開催されます。今回の「広重没後160年記念」では、「広重展」を5館で同時開催するとともに入館料の共通割引を行う予定です。【入館料】大人700円(630円)高・大学生400円(360円)※()は20名以上の団体料金※中学生以下は無料※障がい者手帳等をお持ちの方とその付き添い1名は半額5館いずれかの入館券(半券)を持って、7月14日から12月2日までの間に参加施設に入館すると、料金割引が受けられますのでどうぞご利用ください。(太田記念美術館は9月1日から10月28日の間のみ割引)全国に4館も「広重美術館」があるなんて初めて知ったという方もいらっしゃることでしょう。この機会に全国をまわり、広重の名品を味わってみてはいかがでしょうか。(※「広重展」開催期間・休館日・展示替え期間・割引金額がそれぞれ違いますのでご注意ください。)馬頭広重美術館主任学芸員長井裕子No.154平成30年7月10日号●編集/企画財政課?0287-92-1114 Fax0287-92-1316●発行/那珂川町役場/栃木県那須郡那珂川町馬頭555 URL http://www.town.tochigi-nakagawa.lg.jp26