ブックタイトル広報なかがわ No.155

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概要

広報なかがわ No.155

なかがわ薬膳日記小鮒農園中医薬膳師 小鮒千文Vol.33食べる地域おこし問い合わせ 子育て世代包括支援センター ?0287-92-4085 近年、子ども達の体力が落ちていることや、身体能力の低下が指摘されています。その原因として、ゲームや情報機器などと接する時間の増加により体を動かす時間が減少していること、空き地や公園など子ども達が安心して自由に遊べる場所が減っていることなどがあります。これらのことは那珂川町の子ども達にも言えます。 そのため町では、今年度から町内の各認定こども園で子どもの体力向上や運動に親しむことを目的に「那珂川町認定こども園運動プログラム」を実施しています。 各園に月一回、健康運動指導士の先生をお招きし、日常の活動の中で体を鍛える遊びや上手に体を動かすことなど、運動が楽しくなるための助言をいただいています。 今回は、ひばり認定こども園で保育参観の日に実施した、親子あそびの様子をお伝えします。 実際に先生が壇上でお手本を示し、親子で体を動かしました。先生が配布した資料の一部を紹介します。生後4か月から手押し車などで遊べます。 例えば手で支える力は日常の動作では鍛えづらく、意識して運動を取り入れてみると良いとのことです。 腕の力が強くなると、転んだ時に手をついてかばうことにつながり、また鉄棒での逆上がりにも活きてきます。 今回は学年ごとに行ったので、きょうだいがいる保護者の方は疲れも見え、保護者の方にとっても良い運動になったようです。 保護者とスキンシップを取りながら運動できることがお子さんにとって貴重な時間になったのではないでしょうか。場所もあまりとらず、気軽に出来る運動ですので、お家でもぜひやってみてください!臨床心理士コラム那珂川町認定こども園運動プログラム 先月は酷暑が続きました、皆さまいかがお過ごしでしょうか。農園のある里山では、ギラギラ太陽が続き、人も猫も暑さでのびています。それでも、朝夕に響きわたるヒグラシの声と川のせせらぎを聴いていると、なんて素晴らしいところで暮らしているのだろうと嬉しくなります。今月は残暑をのりきる養生と主な夏野菜の薬膳的効能をご紹介します。みなさまの日々の元気の源になりますように。【基本の養生】1、早寝早起き腹八分目2、よく動き、よく眠る3、食卓は旬の恵みを主役に【残暑の養生ポイント】・こまめな水分補給と休息・甘いものを控える・冷房や冷たい飲物での隠れ冷えに注意【夏の疲れを癒すおすすめ食材】キノコ類・山芋・豚肉・うなぎ、疲労回復や貧血によい食材、夏野菜にプラスして活用しましょう。【夏野菜の薬膳的効能】キュウリ…熱をとる、むくみ、解毒、利尿ナス…熱をとる、胃の不快感、食欲不振、血行促進、利尿作用、むくみトマト…熱をとる、喉の渇き、水分不足、高血圧、食欲不振、体力回復ジャガイモ…お腹の冷え、便秘、疲れ、息切れピーマン…血液浄化、血栓予防、食欲増進、ストレス★腕で体を支えるあそび(手押し車)<ねらい>腕の力やからだを支える感覚を身につける<ここが育つ>・筋力 ・身体認識力<目安>4か月?こどもの胸と両足首を支える1歳8か月?お腹を持ち上げて支える2歳?太ももの辺りを持って支える3歳?膝の辺りを持って支える4歳?足首を持って支える●腕で支えるあそびは、支持感覚を育みます。転んだ時にしっかりと手をついて、からだを守る力にも繋がります。17 広報なかがわ 平成30年8月10日