ブックタイトル広報なかがわ No.155

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概要

広報なかがわ No.155

全国的にみて那珂川町を含む中山間地域では、少子高齢化や若者の都市流出が進み、集落人口の減少が生じています。人口が減少し集落が維持できなくなると、地域の農地や道路、山林などの管理ができなくなり、また、いざという時の地域での助け合いの力が働かなくなってしまいます。美しい自然や集落での営みがあることは、那珂川町の魅力の一つではないでしょうか。また、引き継がれてきた文化や伝統を次の世代へ繋げていくには、担い手となる人の手が必要です。一方都市部では、自然の中での生活や農業に就きたいといった自分の希望するライフスタイル実現のため、都市にはない環境を求めて田舎での暮らしを希望する方がいます。居住者と移住者が同じ地域に住み、次の世代へと地域を一緒に築き、繋げていくことで、これからの地域はつくられていくのかもしれません。町では、多くの方に那珂川町の魅力を知ってもらい、移住・定住していただくための対策に取り組んでいます。今回は、那珂川町での移住・定住対策について紹介します。町有地を20年間無償で貸し出し!農ある田舎暮らし「高手の里」町外から那珂川町に移住を希望する方の住宅用地として、高手地区(大山田下郷)の町有地を20年間無償で貸与しています。1区画は約150坪以上で、家屋を新築し、さらに家庭菜園に利用するなど自由に使用することができます。今年度からスタート!いきいき田舎暮らし体験住宅那珂川町での田舎暮らしを体験してみたい町外在住の方を対象とした体験住宅が、「高手の里」にオープンしました。体験住宅は、家具家電や薪ストーブが備え付けてあり、3日?3か月間までの利用が可能で、家庭菜園も体験できます。町内にゆっくり滞在して、町の自然や地域の方に触れ、町での田舎暮らしをイメージしてもらえたらと考えています。また、体験住宅を利用しながら、町内移住先への見学や、移住の準備をしてもらうことも期待しています。対象者 町外在住者で那珂川町移住、就農、田舎暮らし希望等の方設備・備品 テレビ・Wi-Fi・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・IHコンロ・薪ストーブ利用人数 原則2人以上期間 3日?3か月利用料 1日あたり千円(光熱水費込)※食費、日常消耗品、暖房用燃料は自己負担。布団、枕等の寝具は各自持ち込み(レンタル可)利用方法 電話で仮予約後、使用許可申請書を提出問い合わせ 農林振興課 ?0287(92)1113那珂川町の移住・定住対策キッチン薪ストーブ洗濯機洗面所浴室押入れ和 室6畳トイレ広報なかがわ 平成30年8月10日6