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概要

広報なかがわ No.157

食べる地域おこし小鮒農園中医薬膳師小鮒千文なかがわ薬膳日記Vol.35長い長い夏から一転、朝夕肌寒い日が多くなってきました。いよいよ秋本番、皆様いかがお過ごしでしょうか。季節の養生で大切なのは、秋なら秋の地場農産物をいただき、秋の心身を作ること。私たちの心身は自然からの恵みによって養われています。秋の養生ポイントは乾燥予防の保湿。今月は体内から潤す簡単味噌汁をご紹介します。日々の養生で健やかに秋を楽しみましょう。皆様の日々の元気の源になりますように。【基本の養生】・早寝早起き腹八分目・よく動き、よく眠る・食卓は旬の恵みを主役に【秋の養生ポイント】・呼吸器系や体内を潤す食材をとる(胡麻、大豆製品、胡桃、キノコ類)・体を温める食材をとる(お米、もち米、生姜、ネギ、鶏肉、エビ)・体の芯が冷えないよう注意する(靴下の重ね履きや腹巻で冷え予防と適度な運動)白胡麻ペーストが味の決め手『秋の潤い具だくさん味噌汁』(材料)秋野菜、油揚げ、長ネギ、出汁、味噌、白胡麻ペースト(手順)鍋に出汁を入れ、お好みの秋野菜(さつまいも、キノコ、葉物野菜など)を入れ煮る。火が通ったらアクをとり、長ネギと油揚げを入れる。仕上げに味噌と白胡麻ペーストで味をととのえ完成。【那珂川町10月おすすめ食材】旬の露地野菜(かぼちゃ、さつまいも、もち米、お米、大根、カブ、ほうれん草など葉物野菜)、胡麻、荏胡麻、生姜、胡桃、蜂蜜、きのこ、林檎、大豆製品、味噌、発酵食品保健師コラム~『乳がん』は早期発見・早期治療が何より大事~ステージ乳がんステージ別生存率1100298388454全体95020406080100(%)左の表は、2011年にがんと診断された人のステージ別の3年生存率を表しています。がんの中でも女性特有の乳がんは、ステージが低いほど生存率が高く、早期発見・早期治療がいかに重要かということを示しています。また、乳がん患者は、40代後半~50代前半をピークに多くみられますが、若い患者が多いことも知られています。そのため、若い世代の方も乳がん検診の受診をお勧めしています。国立がん研究センター「がん診療連携拠点病院等院内がん登録生存率集計」より那珂川町の乳がん検診受診状況未受診55%受診済45%~那珂川町の乳がん検診の受診状況~那珂川町では、全体の約半数以上の女性が、乳がん検診を受けていない状況です。町の検診では、20歳から乳がん検診の超音波検査を受診することができます。40歳以上の方は超音波検査とレントゲン検査(マンモグラフィー)を受けることができます。20歳になったら、1年に1回は自分の身体のために、検診を受診しましょう。10月は、『がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間』です。平成28年度栃木県がん検診実施状況報告より健診に関する問い合わせ健康福祉課健康増進係?0287-92-111917広報なかがわ平成30年10月10日