ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

広報なかがわ No.170

第170回元禄14年(1701)3月14日、江戸城内で赤穂藩主、浅野長矩(内匠頭)が吉良義央(上野介)に斬りかかり、傷を負わせました。浅野長矩は即企画展「浮世絵忠臣蔵」日切腹を命ぜられ、赤穂藩はお家断絶となります。この幕府の裁きを不服とした赤穂藩士47人が翌年12月14日の夜半に本所の吉良邸に討ち入りし、主君の恨みを果たしました。これが世にいう「赤穂事件」です。天下太平の世の中を謳歌していた江戸時代に起こったこの大事件は人々を驚かせ、歌舞伎や浄瑠璃などで様々に脚色されて伝えられました。なかでも事件から50年近く経った寛延元年(1748)に行われた人形浄瑠璃の「仮名手本忠臣蔵」は好評で、翌年には歌舞伎でも上演されました。この後、各時代の名優たちが「忠臣蔵」の登場人物を演じ、人々に感動を与え続けています。浮世絵でも「忠臣蔵」は多くの絵師によって描かれ、様々な作品があります。図は、太鼓を叩く大星由良之助です。「仮名手本忠臣蔵」の登場人物で、討ち入りの指揮を執った赤穂藩の家老、大石内蔵助がモデ歌川国芳「誠忠義士傳-大星由良之助良雄(大石内蔵助)」ルとなっています。「武術に優れ、軍学は甲州流、奥義を究めて士卒の駆け引きに妙を得て、勇士の鑑というべし」と画中の文にたたえられ、立派な姿で描かれています。那珂川町馬頭広重美術館はこのように義士一人一人を描いた浮世絵を始め、段ごとの名場面を描いたものなど多くの「忠臣蔵」関係の作品を所蔵していま【開催期間】11月30日(土)~令和2年1月13日(月祝)【ミュージアムトーク】11月30日(土)午後1時30分~当館学芸員す。【入館料】大人500円(450円)展覧会で浮世絵を見ながら、江戸庶民に親しまれ高・大学生300円(270円)ていた「忠臣蔵」の世界に浸り、その魅力を感じていただければ幸いです。※()は20名以上の団体料金※中学生以下は無料馬頭広重美術館主任学芸員長井裕子※障害者手帳等をお持ちの方とその付き添い1名は半額平成30年度那珂川町観光協会写真コンテスト受賞作品優秀賞「晩秋の古刹」撮影者:飯田正弘さん(茨城県常陸太田市)撮影地:馬頭南那須医師会地域住民公開講座介護がこれから始まる方、介護中の方、介護が終わった方。いつか誰もが経験するであろう家族介護の現状を、落語という形で臨場感豊かにお話します。日時12月8日(日)午後1時30分? 3時(受付午後0時45分?)場所烏山公民館受講料無料内容介護落語「かあちゃんが倒れた!」よしわら落語家吉原ちょうば朝馬申し込み不要(先着250名に粗品あり)問い合わせ南那須医師会?0287-82-2472地域包括支援センター?0287-92-1125No.170令和元年11月11日号●編集/企画財政課?0287-92-1114 Fax0287-92-1316●発行/那珂川町役場/栃木県那須郡那珂川町馬頭555 URL http://www.town.tochigi-nakagawa.lg.jp24