ブックタイトルnakagawa_202008

概要

nakagawa_202008

食べる地域おこし小鮒農園中医薬膳師小鮒千文なかがわ薬膳日記Vol.57長雨続きの７月が終わり、いよいよ８月になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。農園のある里山でもシトシト雨降り、夏の日差しが恋しい日々が続きました。今月は長梅雨の疲れを解消しつつ、短い夏をたのしみましょう。今月から旬の野菜を一つずつご紹介することにいたします。皆様の日々の元気の源になりますように。【基本の養生】・早寝早起き腹八分目・よく動き、よく眠る・食卓は旬の恵みを主役に今月のピックアップ野菜は…【胡瓜[キュウリ]ウリ科キュウリ属】■効能熱冷まし、体内を潤す、むくみ、解毒暑さで体内にこもってしまった熱の排出、利尿作用により、むくみ改善や解毒にもよいそう。大きな胡瓜は少し皮が厚くなっているので皮むき中華炒めやスープの具にどうぞ。生でたくさん食べると体を冷やしやすいので、紫蘇と合わせ浅漬けなどにしていただくのがおすすめです！【今が旬！那珂川育ちの野菜たち】トマト、きゅうり、トウモロコシ、ゴーヤ、ピーマン、ナス、かぼちゃ、冬瓜、空芯菜、つるむらさき、きくらげ、オクラ、すいか、まくわうりなど保管健理師栄コラム養士コラム～ひきこもりについて～～感染症にかからないために免疫力を高めよう～学校や職場に行くことができず、社会とのつながりを絶って、悩み続けている方がいます。そのような方の家族もまた、誰にも相談できずに悩みを抱えているかもしれません。状況を改善していくためには、まずひきこもりについて正しく理解することから始めましょう。? ｢ひきこもり｣とは？病気の名前ではなく、｢不登校｣などと同じように状態を指す言葉です。就学や就労など外との交流を避け、６か月以上にわたって家庭にとどまり続けている状態です。他者と直接的な交流をもたない外出(買い物、ドライブなど)は可能なこともあります。?本人の気持ちは？誰にも分かってもらえない｢孤立感｣、周囲に遅れをとっている｢焦り｣、自分はこの先どうなるのだろうという｢不安｣など、様々な気持ちを抱えています。また、今の状態に自信が持てないため、傷つきやすく、人一倍、敏感になっています。そんな方々の多くは、早く社会復帰したいと思いながら、行動に移せず、思い悩んでいます。?原因追究よりも今後について考えることひきこもりの原因は、人によって様々です。いくつかの出来事が重なってきっかけになる場合や、理由がまったく分からないケースもあります。少しでも前に進んでいくために、原因を突きつめるのではなく、今何ができるかを考えていきましょう。?本人の気持ちに寄り添いましょう家族が戸惑いや焦りを感じるのは当然ですが、解決を急いで本人を追い詰めてしまっているケースもあります。多くの場合、本人も思ったように行動に移せず、思い悩んでいます。できるだけ本人の気持ちに寄り添い、根気よく接していきましょう。町では、ひきこもりに悩む方の家族の集い、相談会等を行っています。詳細についてはお気軽にお問い合わせください。問い合わせ健康福祉課社会福祉係?0287-92-111913広報なかがわ令和２年８月１０日