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概要

nakagawa_202201

3広報なかがわ令和4年1月10日明けましておめでとうございます。町民の皆様には、健やかな新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。また、日頃より、町議会に対し、ご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。昨年を振り返りますと、世界中で猛威を振るい、いまだ収束が見えない新型コロナウイルス感染症の影響により、飲食店をはじめとした営業時間の短縮や自粛などで、社会経済活動が低迷し、各種行事やスポーツの自粛など、ウィズコロナの中で、様々な影響がありました。また、緊急事態宣言の発令中、東京オリンピック、パラリンピックが史上初めて無観客で開催され、多くの感動がありました。さて、当町においては、急速な少子高齢化や人口減少、そして厳しい財政状況など、自治体を取り巻く情勢はますます厳しさを増し、このような中で、新型コロナウイルス感染症の経済対策を中心に、多くの施策が展開されました。ワクチン接種では、町内の医療関係者等のご協力により、県内の中でも早期に集団接種が完了するなど、また、中小企業の支援、プレミアム商品券の発行など施策が実施されました。町議会におきましては、昨年、馬頭高校生と意見交換会を開催いたしました。初めての取り組みでありましたが、高校生の新鮮な意見、感想を聞くことができた良い機会でありました。また、議会報告会は、新型コロナウイルス感染防止のため、昨年同様ケーブルテレビの放送となりました。本年も、さまざまな町政課題の解決に向けしっかりと議論を重ねるとともに、公正で活力ある開かれた議会運営を図り、議決機関としてその役割と責任の重さを自覚し、町民の皆様の声を町政に的確に反映させるため、議員一丸となって、期待に応えるべく、誠心誠意尽くしてまいる所存であります。今後の町づくりについては、基本となる「第2次総合振興計画後期基本計画」と「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」が、新たな町づくりの計画として、人口減少を踏まえた地域の活性化に向けた施策を具体化し、進めてまいります。町議会としましては、今後の町づくり事業が、適正に、しかも効率的に「実行されているか」、「住民福祉の向上につながっているか」を注視していきながら、那珂川町の活力ある町づくりの推進に、努力してまいりたいと考えております。那珂川町は、私たち町民にとりましても、また地域を離れている方々にとりましても、ここがふるさとです。那珂川町にはすばらしい魅力がたくさんあります。地域の特性や資源を生かした政策を展開し、いつまでも住んでいたいと思う町づくりを目指し、取り組んでいきたいと思いますので、なお一層のご支援、ご協力を賜りますよう、あらためてお願い申し上げます。結びに、本年が町民の皆様にとりまして、実りある飛躍の年になりますように心からご祈念申し上げまして、新年のあいさつとさせていただきます。那珂川町議会議長鈴木繁