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富山の佐々良舞

富山の佐々良舞 富山諏訪神社の例大祭ー10月第1日曜日に奉納される佐々良舞は、栃木県内に広く分布する関東型の1人立3匹獅子舞にユーモラスな道化踊りースッコとフクベの踊りが加わった風流系の芸能である。演技者は、フクベ、スッコ、笛吹き、花籠と獅子で、獅子役のみを小中学生が努めている。笛吹きと花籠は紋付・袴を着用、フクベ、スッコは青地に茶と緑の模様の一重を着用、黒字に赤の腹かけをし、赤だすきに黒の手甲・脚絆を着け、道化面をかぶり頭に三角頭巾をかぶる。獅子は雄獅子、中獅子、雌獅子で唐草模様に赤い牡丹の花を染めぬいた前垂にかぶり青地に梅の模様の上衣をつけ、しまの袴をはき、腹に太鼓をつける。フクベの所持品はフクベ、マツタケ、タバコイレでサンショノボウを持つ、スッコはササラを持つ。上演の場所はオニワと呼ばれる神社本殿前の境内で、造花で美しく飾られたアマドショウジを立てこの前で行われる。上演法はフクベとスッコのリードで、笛の音にあわせて獅子が踊る。

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