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木の駅プロジェクト実証試験がスタート

木の駅プロジェクト実証試験

  町内の山林にある間伐材等の林地残材を引き取り、地元の商店街で使える地域通貨券を発行する「那珂川町木の駅プロジェクトばとう」の実証試験が12月15日に始まりました。
  木材の初出荷に先立ち、同日、県北木材協同組合那珂川工場(大山田下郷)でオープニングセレモニーが行われました。木の駅プロジェクトばとう実行委員会の矢内修会長は「林地残材を有効利用する仕組みができて大変ありがたい。通貨券『森の恵』が循環することで商店街や地域が活性化していく良い流れができればうれしい。」などとあいさつ。また、来賓の福島泰夫町長は「県内初の素晴らしい取組であり、那珂川町全体に普及していってほしい。全国に発信できるモデル的なケースになることを望みます。」などとお祝いの言葉を述べました。
  この実証試験で残材搬入を行うのは、事前に安全講習などを受けた町内の山林所有者等約20人です。搬入した残材は、同実行委員会が1トン当たり6千円で引き取り、1枚500円の地域振興券「森の恵」を搬入者に発行します。同券は町内の商店44店舗で3月末まで利用できます。
                                                

木材積込

小砂・国山の山林にて

木材積込