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日本記録で優勝～関東マスターズ大会～

　８月７日、千葉県総合スポーツセンター陸上競技場で開催された、第31回関東マスターズ陸上競技選手権大会に出場した髙野孝雄さん(富山)は、ハンマー投げ、重量投げの２種目でマスターズ日本記録を樹立、優勝を飾りました。髙野さんは、８月19日、町長室を訪れ、福島町長に大会出場と優勝の報告を行いました。

　ハンマー投げでは、20メートル95の新記録を樹立。自身が持つ昨年の栃木県大会での19メートル85を大きく上回る結果となりました。一方、重量投げも、８メートル55の日本記録で優勝、今までの記録も自身が持つ、８メートル44。２種目優勝と日本記録樹立で優秀選手にも選ばれました。

　今年は絶好調を維持しているそうで、自身の最高順位は、ハンマー投げ、重量投げ、円盤投げ、やり投げ、砲丸投げの５種目で、世界マスターズアメリカ大会総合４位だそうです。「今回は、最後の投げるところを大切にしたら記録が出ました」と話され、なぜそんなに頑張れるのかと聞くと「スポーツグランプリ賞で、天皇陛下からの『これからも長く続けてください』とのお言葉に、『頑張ります』と約束したから」とにこやかに話してくれました。

　現在92歳(競技時は91歳)の髙野さん。「目標は、95歳でも５種目全部に挑戦すること。世界大会に行きたい」と目標を掲げ、福島町長も「これからも、まだまだ頑張ってください」とエールを送っていました。