吉田温泉神社古墳群
吉田温泉神社古墳と方墳20基からなる古墳時代前期の古墳群で、権津川の河岸段丘東端に沿って並んでいます。
吉田温泉神社古墳は、主軸が東西方向の全長47mの前方後方墳です。前方部には温泉神社が祀られており、形態をとどめていますが、後方部は昭和初期に削平されてしまっています。
古墳の北西では、一辺約8mの竪穴建物跡を避けるように周溝が掘られている状況が確認されています。この竪穴建物跡内では、祭壇状の高まりに供献土器が整然と配置された状態で出土していることから、これらは古墳に伴う葬送儀礼、史実に見られる「殯」に関連する遺構ではないかと考えられています。
20基の方墳は、一辺5.5~30mで、南北約400mにわたって概ね2列に配置されています。また、葺石や土橋を持つもの、前方後方墳から出土している有段口辺壺が出土するものなど、古墳の大きさや出土遺物などから差異があることは明らかであり、階層性の存在を指摘することもできます。
掲載日 令和7年11月19日
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